劇場公開日:2024年8月2日
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解説
映像化不可能と言われたフランク・ハーバートによる大河SF小説を、「エレファント・マン」で成功をおさめたデビッド・リンチの監督・脚本で映画化。「デューン」と呼ばれる、砂に覆われた惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを、壮大なスケールで描く。
時は1万191年。宇宙を支配する皇帝シャッダム4世は、自身の地位を脅かす救世主の出現を恐れていた。宇宙移動に欠かせない貴重な資源である「メランジ」と呼ばれるスパイスが採取できる、砂の惑星アラキスには、皇帝のいとこであるアトレイデス公爵の一家が暮らしていたが、同家の息子ポールこそが救世主と判明し、皇帝は公爵の敵であるハルコネン男爵と手を組み、アトレイデスの失脚を図る。公爵は自害に追い込まれ、母ジェシカとともに砂漠に逃れたポールは、アラキスの原住民であるフレーメンと合流し、皇帝とハルコネン男爵の軍に挑んでいく。
「エル・トポ」のアレハンドロ・ホドロフスキーも映画化を進めていたが実現には至らなかった作品を、鬼才デビッド・リンチが独自の映像美学で映画化。しかし、最終的な編集権がスタジオ側にあり、意図しない編集などが施されたことから、リンチ監督にとっては不本意な作品になったという逸話でも知られる。主演は、本作の後にテレビシリーズ「ツイン・ピークス」でもリンチ監督とタッグを組み、同作のデイル・クーパー役でブレイクするカイル・マクラクラン。後にテレビ放映用にナレーションと未公開シーンを加えた長尺版「デューン スーパープレミアム 砂の惑星・特別篇」も発表された。1985年の日本初公開時の邦題は「砂の惑星」。2024年、4Kリマスター版でリバイバル公開。
1984年製作/137分/G/アメリカ
原題または英題:Dune
配給:東京テアトル
劇場公開日:2024年8月2日
その他の公開日:1985年3月(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- デビッド・リンチ
- 製作
- ラファエラ・デ・ラウレンティス
- 製作総指揮
- ディノ・デ・ラウレンティス
- 原作
- フランク・ハーバート
- 脚本
- デビッド・リンチ
- 撮影
- フレディ・フランシス
- 美術
- トニー・マスターズ
- 編集
- トニー・ギブス
- 音楽
- ブライアン・イーノ
- TOTO
- 特殊効果
- キット・ウェスト
- 視覚効果
- アルバート・ホイットロック
- 生物クリエーター
- カルロ・ランバルディ
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ポール・アトレイデスカイル・マクラクラン
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レト・アトレイデス公爵ユルゲン・プロフノウ
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ジェシカフランチェスカ・アニス
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カインズ博士マックス・フォン・シドー
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チャニショーン・ヤング
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ガーニー・ハレックパトリック・スチュワート
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フェイドスティング
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大王皇帝シャッダム4世ホセ・ファーラー
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ヘレン・モヒアムシアン・フィリップス
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ハワトフレディ・ジョーンズ
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ユエ博士ディーン・ストックウェル
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ダンカン・アイダホリチャード・ジョーダン
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ハルコネン男爵ケネス・マクミラン
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ラバンポール・スミス
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ピーターブラッド・ドゥーリフ
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イルラン姫バージニア・マドセン
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スティルガーエベレット・マッギル
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シャダウト・メイプスリンダ・ハント
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エイリア・アトレイデスアリシア・ウィット
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ラマロシルバーナ・マンガーノ
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ハラーモリー・リン
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ジャミスジャド・オーメン
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ネフドジャック・ナンス
受賞歴
第57回 アカデミー賞(1985年)
ノミネート
音響賞 |
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