【全米映画ランキング】R・レイノルズ主演「フリー・ガイ」がV 「ドント・ブリーズ2」は2位デビュー
2021年8月18日 07:00

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ライアン・レイノルズ主演のSFアクションコメディ「フリー・ガイ」が約2840万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作は、オンライン・ゲームの世界にいる平凡な「背景のキャラクター」が、世界を救おうと奮闘する姿を描いたアクションコメディ。コロナ・パンデミックにより1年以上公開が遅れ、シリーズものではないオリジナル作品ながら業界の予想を上回るOP興収で上々のスタートを切った。共演にTVドラマ「キリング・イヴ」のジョディ・カマー、「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティ。監督は「ナイト・ミュージアム」シリーズのショーン・レビ。
約1060万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、大ヒットホラーの5年ぶりの続編「ドント・ブリーズ2」。第1作では孤独な生活を送る盲目の老人の屋敷に強盗目的で押し入った若者たちの思いがけない恐怖を描いたが、今回は盲目の老人が一緒に暮らす少女を守るために、侵入してきた謎の武装集団と壮絶なバトルを繰り広げる。主演は前作と同じ「アバター」「パブリック・エネミーズ」のスティーブン・ラング。製作はサム・ライミと前作の監督フェデ・アルバレス。アルバレスに代わって、リメイク版「死霊のはらわた」や前作「ドント・ブリーズ」の脚本を担当したロド・サヤゲスがメガホンをとった。
3位はドウェイン・ジョンソン&エミリー・ブラント主演のアドベンチャー「ジャングル・クルーズ」。公開3週目の週末は約900万ドルの興収で累計は約8200万ドルに。
そして初登場で4位に入ったのは、2018年8月に亡くなった「ソウルの女王」アレサ・フランクリン氏の生涯を映画化した伝記ドラマ「リスペクト」。生前のフランクリン氏本人の指名により、「ドリームガールズ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンがアレサ役で主演した。共演にマーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジ、オスカー俳優のフォレスト・ウィテカー。監督は舞台演出やTVシリーズの演出を手がけてきた南アフリカ出身の女性演出家リーズル・トミー。
前週首位だったワーナー/DCコミックスの「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は約775万ドルの興収で5位にランクダウンした。
今週末はヒュー・ジャックマン主演のSFサスペンス「レミニセンス」、マーティン・キャンベル監督のアクションスリラー「The Protege」(マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン、マギー・Q出演)などが公開される。

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