「ジェイソン・ボーン」ニッキー役女優、長編監督デビュー
2021年7月6日 20:00

「ジェイソン・ボーン」シリーズで知られる女優のジュリア・スタイルズが、恋愛映画「Wish You Were Here(原題)」で長編監督デビューを果たすことが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
米ベストセラー作家レネ・カルリーノの小説を下敷きに、スタイルズとカルリーノが共同で脚本を執筆した同作は、マンネリ化した生活に飽き飽きしながらも、新しい“何か”を見つけられずに満たされない日々を送るシャーロットの物語。アダムと名乗る男性と情熱的な一夜を過ごしたのを機にときめきを取り戻したシャーロットは、ふたりの未来に思い馳せるが、アダムは突然連絡を絶って姿を消してしまう。アダムの行方を追って奔走した末に、彼が不治の病で余命わずかであることを知ったシャーロットは、最期の瞬間まで充実した人生を送ることができるよう全力で彼を支えようとするという切ないラブストーリーだ。
トライベッカ映画祭でプレミア上映されたばかりの最新主演作「The God Committee(原題)」を手がけたファイフェン・ピクチャーズ製作のもと、スタイルズが初メガホンをとるということ以外に、キャストやそのほかの詳細については現段階で不明。スタイルズは監督のみで出演はしないとのことだ。
子役時代を経て、「ボーン・アイデンティティー」(2002)に始まる「ジェイソン・ボーン」シリーズのニッキー役でブレイクしたスタイルズは、その後も「世界にひとつのプレイブック」(12)から最近作となる「ハスラーズ」(19)まで、多様なジャンルの話題作に出演。グレイス・ガマー主演のテレビシリーズ「Paloma(原題)」(13~14)では、複数話で演出も手がけている。
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