「あの夜、マイアミで」のレジーナ・キング、コミック「Bitter Root」映画版を監督

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長編監督デビュー作「あの夜、マイアミで」がアカデミー賞3部門にノミネートされたレジーナ・キングが、米ニューヨーク・ハーレムを描くコミックシリーズを映画化する新作「Bitter Root（原題）」でメガホンをとることが決定した。

米バラエティによれば、本作は米レジェンダリー・ピクチャーズが製作。キングは監督のほか、「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー、ジンジ・クーグラー、セブ・オハニアンとともにプロデュースも手がける。原作コミッククリエイターのデビッド・F・ウォーカー、サンフォード・グリーン、チャック・ブラウンが製作総指揮を務める。

「Bitter Root（原題）」は、アフリカ系アメリカ人の芸術、文化が花開いたハーレム・ルネサンス期の1924年が舞台。サンガリエ家のメンバーは代々、凄腕のモンスターハンターとして活躍し、ヘイトに感染しモンスター化する人々を治してきた。しかし、ある悲劇によって一家の多くが命を落とし、残された家族はモンスターを治療するか殺すか二派に分かれてしまう。そしていま、ハーレムの街に新種のモンスターが現れ、サンガリエ家は力を合わせなければ人類が悪の手に落ちる危機に直面する、というストーリーのようだ。映画の脚本は、ブライアン・エドワード・ヒル（ハリウッド版「パワーレンジャー」）がリライトを進めている。

キングは、バリー・ジェンキンス監督作「ビール・ストリートの恋人たち」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、DCコミック原作のドラマシリーズ「ウォッチメン」でエミー賞主演女優賞を受賞した。また、長編初メガホンをとった「あの夜、マイアミで」でゴールデングローブ賞、放送映画批評家協会賞の監督賞にノミネートされた。「あの夜、マイアミで」はAmazon Prime Videoで配信中。

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