佐藤健、細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」で“竜”を演じる

2021年7月6日 20:26

カンヌ映画祭でも上映される「竜とそばかすの姫」
カンヌ映画祭でも上映される「竜とそばかすの姫」

俳優の佐藤健細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」で“竜”を演じることが7月6日、都内で行われた本作の完成報告会見で発表された。佐藤が劇場アニメの声優を務めるのは「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」以来2度目。物語の舞台となる超巨大インターネット空間の仮想世界に現れる謎の存在という役どころだ。

公開中の「るろうに剣心 最終章」2部作も好評を博す佐藤は「みんなから怖がられている存在で、複雑な心を持った難しい役どころ。現実世界では何者なのかも謎の要素なので、そこにも注目してもらえれば」とキャラクター像を説明。すでに劇場では、佐藤の声も登場する予告編が上映されており「自分で聞けば、どう聞いても『おれじゃん』ってなるので、ばれないかヒヤヒヤしていました(笑)。皆さんの反応が心配ですけど」と胸中を明かした。

佐藤の起用について、細田監督は「製作途中、まだキャスティングの話も出ていない段階から、竜の力強さを表現するなら、健くんにお願いするしかないと。映画に必要な存在だと強く感じていた」と説明。佐藤のアフレコはわずか1日間で終了したといい、「竜の声というものがまったく想像できず、不安でしたが、細田監督のディレクションのおかげで最後までやり切ることができた」(佐藤)、「第一声からいきなり正解が出て、さすが勘がいいなと思った」(細田監督)とスムーズな収録を振り返った。

映画は全世界で50億人以上が集う仮想世界「U」を舞台に、17歳の女子高生すずが、歌姫「ベル」というアバターとして注目を浴びながら、現実世界での悲劇を乗り越え成長を遂げるオリジナル長編アニメーション。細田監督は「モチーフは『美女と野獣』。現実と虚構という二重性があるインターネットの世界で、あの物語を表現したらどうなるかが発想の原点」と明かし、過去の監督作品に触れながら「インターネットを肯定的に描く映画監督は、世界で僕ひとりだという思いで、頑張って表現した」と胸を張った。

完成したばかりの本編を鑑賞した佐藤は「すばらしかったです。細田監督の真骨頂にして、新境地を見せていただいた」と感激しきり。「監督が得意とされる世界観ですが、表現の仕方がすごく新しくて。映像が美しいだけで、人間ここまで心が震えるんだと……。涙腺が刺激されっぱなしで、脳に直接“感動光線”を浴びた感覚。間違いなく映画館で見たほうがいいです」と力強くアピールしていた。

完成報告会見には佐藤と細田監督をはじめ、主人公すず/ベル役を担当するシンガーソングライターの中村佳穂、共演する成田凌染谷将太玉城ティナが出席した。「竜とそばかすの姫」は、7月16日に全国416スクリーンで公開。

(映画.com速報)

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