「ヨルシカ」suisが井上陽水の名曲「少年時代」をカバー 「あの夏のルカ」日本版エンドソングに
2021年6月1日 05:00

ディズニー&ピクサーの新作で、北イタリアの美しい港町を舞台に“最高の夏”を描く「あの夏のルカ」の日本版エンドソングが、バンド「ヨルシカ」のボーカルsuisが歌う井上陽水の名曲「少年時代(あの夏のルカ ver.)」(https://youtu.be/grg8E2S8vFI)に決定した。
同作は、海の世界に暮らすシー・モンスター、ルカの物語。物語の舞台となる港町ポルトロッソの住民たちは、未知の存在であるシー・モンスターを何よりも恐れていた。実はシー・モンスターもまた得体の知れない生き物である人間の存在を恐れており、それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ合い、決して交わることはない。それでもルカは抑えられない未知の世界への憧れと好奇心を胸に、親友のシー・モンスター、アルベルトとともに禁断の地である人間の世界へ冒険に出る。
日本版エンドソングのボーカルに抜てきされたsuisは、「とても光栄に思うと同時に、子どもの頃のようなわくわくを感じ、『今年の夏休みは去年とは違うことをしよう!』と浮足立つ小学生のような気持ちでした」「少年時代の歌詞では特に『私の心は夏模様』のフレーズが大好きです。心はときに夏模様になるものではありますが、このひと言で一気に夏に手を引っ張られてしまいます。(実際に歌ってみて)アレンジの没入感にも助けられて、少年たちの世界へとトリップできた気がします」とコメントしている。また、ミュージックプロデューサーとして、音楽家として世界で活躍するトクマルシューゴが参加した。
監督を務めるのは、第84回アカデミー賞の短編アニメーション賞にノミネートされた「月と少年」を手掛けたエンリコ・カサローザ。宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」の絵コンテを水彩画で描いたことを知り、自身も「月と少年」の絵コンテを水彩画で制作するなど、スタジオジブリの大ファンとしても知られている。「カールじいさんの空飛ぶ家」のストーリーアーティストを務めたほか、「リメンバー・ミー」「トイ・ストーリー4」などにも参加し、高い評価を得ている。
聞いたカサローザ監督は、日本版エンドソングについて「この曲は、(『あの夏のルカ』のように)あの夏の日へのノスタルジアを呼び起こしてくれるので、とても気に入っている曲なんです」と明かし、「suisの声はとても美しく、透明感のある声で感情を伝えてくれています」と太鼓判を押している。
「あの夏のルカ」は、6月18日にDisney+で独占配信開始。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート