【映画.comアクセスランキング】「るろうに剣心　最終章 The Final」V3、新作「くれなずめ」「ファーザー」などがアップ

緊急事態宣言の延長に伴い、劇場や演芸場が有観客で営業を再開する中、東京都などが映画館に休業要請している措置の線引きで混乱を招き、上映中の映画の興行に影響を及ぼしています。そんな中でも引き続き「るろうに剣心　最終章 The Final」と「名探偵コナン　緋色の弾丸」の注目度は高く1位と2位をキープしました。「るろうに剣心」は、6月4日公開予定の完結編第2弾「るろうに剣心　最終章 The Beginning」の公開を記念して、“10th アニバーサリーイベント”を本日17日夜に開催予定です。

3位には「ジェントルメン」がワンランクアップ。4位は「ノマドランド」で、5位には5月14日公開の新作「美しき誘惑　現代の『画皮』」が前週88位から大きく順位をあげました。宗教家の大川隆法が原作・製作総指揮を務め、「九尾の狐」の伝説をモチーフに描くドラマです。

続く6位には、5月15日夜に地上波初放送された「ジオストーム」が前週99位からジャンプアップ。未曾有の危機に立ち向かう人々の姿を描いたディザスターパニックアクション大作で、2018年に劇場公開されたものです。日本語吹き替えで、ジェラルド・バトラーが演じた主人公の声を俳優の上川隆也が務めました。

さらに5月12日に公開された新作「くれなずめ」が、同じく前週99位から8位にジャンプアップしています。同作は、「君が君で君だ」などの松居大悟監督が、自身の体験を基に描いたオリジナルの舞台劇を映画化したもの。9位には、14日から公開された新作「ファーザー」が前週65位から順位をあげました。アンソニー・ホプキンスが認知症の父親役を演じ、第93回アカデミー賞で「羊たちの沈黙」以来2度目の主演男優賞を受賞した人間ドラマです。

なお、14日に堀貴秀監督の特集記事が露出した「JUNK HEAD」が11位となっています。同作は、堀監督が独学で7年の歳月をかけて制作し、カナダ・モントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的に高く評価されたSFストップモーションアニメです。