「アバター」に影響与えた生態学者の回顧録が映画化 エイミー・アダムス&ジェイク・ギレンホールがプロデュース
2021年5月17日 14:00

Photo by Frazer Harrison/Getty Images Photo by Mark Sagliocco/Getty Images for The Headstrong Project
エイミー・アダムスの製作会社ボンド・グループとジェイク・ギレンホールの製作会社ナイン・ストーリーズが、5月4日に出版された森林生態学者スザンヌ・シマード氏の回顧録「Finding the Mother Tree(原題)」の映画化権を獲得した。米バラエティによれば、アダムスがシマード役で主演を務める。
カナダの森を長年に渡って調査するシマード氏は、木々が地下に張り巡らせた根と土壌を通じて会話し、情報交換しているという驚きの研究結果を発表した。少ない予算でリサーチの準備を整えたり、森の中で熊に襲われそうになったり、さまざまな困難に直面しながら世界的な発見にたどり着いたシマード氏の研究は、ジェームズ・キャメロン監督「アバター」や作家リチャード・パワーズのピュリッツァー賞受賞小説「オーバーストーリー」にも影響を与えたと言われている。新作映画「Finding the Mother Tree(原題)」はボンド・グループのアダムスとステイシー・オニール、ナイン・ストーリーズのギレンホールとリバ・マーカーがプロデュースする。
「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」がNetflixで配信中のアダムスは、作家A・J・フィンの小説を映画化したサスペンス「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」(ジョー・ライト監督)に主演。ゲイリー・オールドマン、ジュリアン・ムーア、ジェニファー・ジェイソン・リーと共演した同作は、5月14日からNetflixで配信スタートする。