米アカデミー賞常連スタジオ、サーチライト・ピクチャーズのトップが交代
2021年4月24日 08:00

「スラムドッグ$ミリオネア」や「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「シェイプ・オブ・ウォーター」など米アカデミー賞受賞作品を連発しているサーチライト・ピクチャーズのトップが交代することが明らかになった。
サーチライト・ピクチャーズの前身となるフォックス・サーチライト・ピクチャーズは、20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)がアート系映画に参入するための子会社として1994年に設立。当時サミュエル・ゴールドウィン・カンパニーの制作部長で、現在はソニー・ピクチャーズ・モーションピクチャー・グループの会長を務めるトム・ロスマンが初代社長に就任した。第1作「マクマレン兄弟」を皮切りに、「魅せられて」「フル・モンティ」「28日後...」「サイドウェイ」「ONCE ダブリンの街角で」「JUNO ジュノ」などの話題作を放ち、「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー作品賞を初受賞。その後も「それでも夜は明ける」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「シェイプ・オブ・ウォーター」などのアカデミー賞作品を連発し、これまでに計40部門を受賞している。
なお、サーチライト・ピクチャーズの最新作「ノマドランド」(公開中/クロエ・ジャオ監督)は、今年度のアカデミー賞最有力候補だ。
現在、共同会長を務めるスティーブ・ギルラ氏とナンシー・アトリー氏は「ボーイズ・ドント・クライ」からサーチライト・ピクチャーズ作品に関わっており、2009年に共同社長、18年から現職に就いている。19年に米ウォルト・ディズニー社に買収され、社名がサーチライト・ピクチャーズに変更したあとも指揮を取ってきたが、70歳と65歳という年齢から、引退を決意した模様だ。
今後は、これまで制作部長を務めてきたマシュー・グリーンフィールドとデビッド・ブリーンバウムが共同社長として指揮を執ることになる。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“究極の推し活”を知ってますか?
大好きな俳優が出てる映画を「製作費提供」で応援できる!! これ革命的すぎますよ…!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

名作映画に新風、吹き込む!
【大人気企画】過去の名作を新たな日本語吹き替えで…一挙に放送!(提供:BS10 スターチャンネル)