佐藤健×阿部寛「護られなかった者たちへ」に永山瑛太&緒形直人ら演技派・個性派13人参戦
2021年3月31日 08:00

佐藤健と阿部寛が共演する映画「護られなかった者たちへ」に永山瑛太、緒形直人、岩松了、三宅裕司、波岡一喜、奥貫薫、井之脇海、鶴見辰吾らが出演していることがわかった。
瀬々敬久監督(「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「楽園」)が、「さよならドビュッシー」「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」などの原作で知られる中山七里氏の小説を映画化。佐藤と阿部に加え、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが共演した。林民夫(「糸」「太陽は動かない」)が、瀬々監督とともに脚本を執筆している。
東日本大震災から10年後の宮城・仙台で、全身を縛られたまま放置され、餓死させられるという異様な手口の連続殺人事件が発生。被害者はいずれも、人格者として知られた人物ばかりだった。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの男・利根(佐藤)。刑事の笘篠(阿部)は利根を追いつめるが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた。
「64 ロクヨン」「友罪」などで瀬々監督とタッグを組んできた永山は、第1の事件の被害者であり、仙台市若葉区福祉保健センター課長・三雲役。「瀬々監督は、真っ直ぐに芝居をみてくれます。そしてしっかりと芝居をつけてくれます。また一緒に作品作りに携わることができて、嬉しい気持ちでドキドキしながら現場へ向かいました。瀬々監督が今、この御時世に発信したいメッセージとは何なのか、この映画を通じて、皆様の胸の内にある答えをみつけて、明日へと繋げていただけたら幸いです」と、思いを明かす。
同じく「64 ロクヨン」に出演した緒形は、第2の事件の被害者で、杜浦市福祉保健事務所の元所長・城之内を演じる。「瀬々組の現場は、相変わらずいい緊張感に包まれていました。瀬々監督からは、『今回は物語の縦軸に関与する人物です。人間臭く演ってください』との言葉を頂き、監督のつくり上げる作品の中にしっかり根を生やす事を心掛けて演じました」と述懐。「3.11から10年……、そしてコロナ禍。誰もがこの作品の中に入り込み混沌とした社会を考えることでしょう。この物語を多くの方々に見届けて頂きたいと思います」と、コメントを寄せた。
さらに、岩松がケースワーカーとして働く円山(清原)の上司・楢崎、三宅が出所した利根を見守る保護司・櫛谷、波岡が震災で母親を亡くしたカンちゃんという少女の伯父・鈴木に扮する。笘篠の亡くなった妻・紀子役に奥貫、円山の同僚・菅野役に井之脇、事件の捜査指揮をとる笘篠の上司・東雲役に鶴見を配した。そのほか西田尚美、宇野祥平、原日出子、黒田大輔、千原せいじらが顔をそろえている。
「護られなかった者たちへ」は、今秋公開。
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