ブラッド・ピット率いるプランB、米MGMとセカンドルック契約 第1弾は「ミナリ」監督との再タッグ
2020年12月31日 16:00

ブラッド・ピットの製作会社プランBエンターテインメントが、米MGMとセカンドルック契約を結んだことがわかった。米バラエティが報じている。
ピットとデデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーが率いるプランBは、すでに米ワーナー・ブラザースおよびアマゾン・スタジオとファーストルック契約を結んでいるが、今回の契約締結によって今後2年間にわたり、MGMと共同で映画作品の製作を手がけることになる。
第1弾となるのは、第36回サンダンス映画祭で観客賞とグランプリの2冠に輝き、アカデミー賞有力候補との呼び声も高い「ミナリ」に続き、プランBが再びリー・アイザック・チョン監督とタッグを組むタイトル未定の恋愛映画。ニューヨークの大企業に勤めながらも、単調でつまらない仕事に退屈しきっている主人公の青年はある日、香港から来た美しい女性と出会い、たちまち恋に落ちるが、結婚して身を固めることに躊躇した末に別れを切り出し、彼女を傷つけてしまう。人生で本当に大切なものを模索する過程で、それが彼女と家庭を築くことだと悟った主人公は、彼女の愛を取り戻すために香港へと向かうというストーリーのようだ。
このほか、全米図書賞受賞の米作家M・T・アンダーソンによるYA小説「Landscape With Invisible Hand(原題)」を、「バッド・エデュケーション」「サラブレッド」のコリー・フィンリー監督のメガホンで映画化するSFダークコメディ映画も企画しているという。
A24やニュー・リージェンシー、アンナプルナ・ピクチャーズといった気鋭の映画スタジオと組んで「それでも夜は明ける」「ムーンライト」「ビール・ストリートの恋人たち」「バイス」など、数々の秀作を世に放ってきたプランBは、今回の契約に際して共同声明を発表。「設立10年目を迎えた我が社が、次なる10年間に向けたスタートを切るのに、MGMという素晴らしいパートナーを得ることが出来て大変嬉しく思っています。リー・アイザックとの再タッグもしかり、コリーとの初仕事もしかり、MGMとともに世界中の観客にユニークでオリジナルな映画をお届けするのが待ちきれません」と意気込みを述べている。
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