サラブレッド

劇場公開日:

サラブレッド

解説

「レディ・プレイヤー1」のオリビア・クックと「スプリット」「ウィッチ」のアニヤ・テイラー=ジョイという注目の若手女優が共演したスタイリッシュサスペンス。しばらく疎遠だったが再会した幼なじみの少女アマンダとリリー。個性的であるがゆえに周囲からのけ者にされているアマンダと、名門校に通い一流企業でのインターンも経験するなど上流階級の暮らしを送るリリーは、全くの正反対に思えた。しかし、リリーが抑圧的な継父を憎んでいることがわかったことから、2人は心を通わせ、友情を深めていく。そして、次第に自身の中の凶暴性をあらわにしていく2人は、ドラッグの売人ティムを雇い、リリーの継父の殺害を企てるが……。監督・脚本は、舞台演出家・劇作家でこれが映画監督デビューになるコリー・フィンリー。2016年に交通事故で他界したアントン・イェルチンがドラッグの売人ティム役で出演。イェルチンにとってはこれが遺作となった。

2017年製作/92分/PG12/アメリカ
原題:Thoroughbreds
配給:パルコ
劇場公開日:2019年9月27日

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(C)2017 Thoroughbred 2017, LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.5実力派が織り成す先の読めない心理劇。振り回され役、イェルチンの妙演も光る

2019年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実力派の若手女優を親密に対峙させ、冒頭から屋敷内をカメラがさまよい、背後では和太鼓を思わせる劇伴が鳴り響く。はて一体、どんな物語が展開していこうというのか。一寸先も読めない。

クック演じる役柄に関して言えば、そもそも感情というものを持たない。それゆえ何をしでかすのか分からない恐怖がある。対するテイラー=ジョイは、感情的な性格ではあるけれど、その表情は時折、氷のように冷たく光り、予測不能性はクックを超えるほど。このように我々は、彼女たちが何を考えているのか、今どんな気持ちなのか、ほとんどわからないままこの心理劇に深く深く潜り込んでいくわけだが、そこから少しずつひだをめくるように現在地をあらわにしていく筆致が、なかなか魅力的だ。

そしてアントン・イェルチンが、出演時間は長くないにしろ、確実な印象を残す。彼の存在感によって本作はより人間的になり、観客の感情の入り込む余地をもたらしてくれた。

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牛津厚信

1.5ごめんなさい。よくわからない

2023年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

予備知識0で鑑賞。なかなか物語は動かないし、ラストはアメリカの警察ってそんなアホなの? というオチ。かわいらしい女優さんを写真集的な目的で観る人以外、どう楽しんでよいのか果たして。他の方のレビュー巡礼に行きます!

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mojimizu

3.02人の選択にそれで良いのか…と

2022年11月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

淡々とした感じでストーリーが進みますが、常に緊張感があり楽しめました
アマンダとリリーの2人はその選択をする必要はあったのかと思いましたが、感情がないというアマンダは本当はリリーと友達でいたかったからそうしたのかも
リリーは母のためというのもあったのかもしれないけど、結局は自分のためであったと思えるし、心が破綻してるのはアマンダよりリリーの方かもしれません
元々そうだったのか、アマンダの影響なのか、継父が邪魔だったのか
元々そうだったように思えてしまいます

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小町

2.0禿げ散らかしたイェルチン

2022年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

義父を殺したい動機がイマイチ腑に落ちない、殺したい程に酷い男だとは思えず、何ら感情を持ち合わせていない究極な人助け、衝動的でもなければ計画的にも破綻している願望は唐突でありがら見事に達成。

ガキ共にナメられるうだつが上がらないチンピラ役のアントン・イェルチンの情けない姿が切なくなる、アニャ・テイラー=ジョイを見てるだけで飽きはこないが退屈感は否めなく、あの娘は『グッバイ、ケイティ』の女優サンだったのネ。

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万年 東一
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