ブラッド・ピット、俳優休業を否定!滞在中は「鯉の養殖を見学したい」
2019年9月12日 20:08

[映画.com ニュース] 来日中の米俳優ブラッド・ピットが9月12日、東京・日本科学未来館で会見を行い、宇宙に舞台にした主演最新作「アド・アストラ」をアピールした。ピットのプロモーション来日は通算12度目。同日は“宇宙の日”にあたり、「この作品を紹介するには最高のタイミング、そして最高の会見場だね!」とご満悦だった。
ピット演じる宇宙飛行士のロイが、地球外生命体探求のため、太陽系の彼方に消えた父(トミー・リー・ジョーンズ)の行方を追う。メガホンをとるのは、「エヴァの告白」のジェームズ・グレイ監督。「ムーンライト」「それでも夜は明ける」を手掛けたピット率いるプランBがプロデュースを務めている。
本作で宇宙飛行士役に初チャレンジし、「宇宙服を着た状態で、まるでピーターパンのようにワイヤーに吊るされたんだ。かなりきつい体験だった」と回想。SF作品への出演もめずらしく「このジャンルは優れた作品がたくさんあるからね。でも、今回はジェームズ(・グレイ)がすばらしい企画を用意してくれた。昼間は俳優、朝と夜はプロデューサーさ」と本作にゴーサインを出した決め手を語った。

作品のテーマは「1人の男の葛藤と自分探しの旅」だといい、「その深遠な人間のミステリーを象徴しているのが宇宙なんだ。主人公は銀河系のはるか遠い場所で、自身の喪失感と向き合わないといけない。人間の葛藤にスポットを当てることこそ、映画の魅力だからね」と力説。一部でささやかれる“俳優休業”については「今後も魅力を感じる企画には、俳優として参加する」と否定していた。また、現在は日本の鯉に興味があるそうで「できれば、鯉の養殖を見学したい。鯉の話なら1時間はできる」と話していた。
会見には、日本科学未来館の館長である毛利衛氏、宇宙飛行士の山崎直子氏が来場。ピットは「本物ですね!」と敬意を示し、「宇宙から地球を見つめた気持ちを教えてください」「また、宇宙に行きたいですか?」と質問攻めしていた。ピットは9月13日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われるジャパンプレミアに出席予定。「アド・アストラ」は、9月20日から全国で公開される。
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
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