小栗旬×星野源「罪の声」主題歌は、Uru「振り子」に決定 予告完成&10月30日公開
2020年8月19日 12:00

[映画.com ニュース] 小栗旬と星野源の初共演映画「罪の声」の主題歌が、シンガーソングライター・Uruが書き下ろした「振り子」に決定した。公開日は、10月30日。あわせて、「振り子」が彩る予告編(https://youtu.be/LtgddsC92LM)とポスタービジュアルもお披露目された。
2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門の第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士氏の同名小説が原作。フィクションでありながら、昭和最大の未解決事件をモチーフにしている。塩田氏の綿密な取材と着想が織り混ぜられ、真相と犯人像に迫るリアリティ溢れたストーリーが話題を呼び、累計発行部数は62万部を突破した。映画版は、土井裕泰監督がメガホンをとり、ドラマ「MIU404」が放送中の野木亜紀子が脚本を執筆している。
新聞記者の阿久津英士(小栗)は、既に時効となっている未解決事件を扱う特別企画班に選ばれた。阿久津が追うのは、30年以上前に食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件。誘拐や身代金要求、毒物混入など数々の犯罪を繰り返し、警察やマスコミを挑発して世間の注目を引き続けた挙句、犯人グループがこつ然と姿を消し時効を迎えていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)はある日、父の遺品の中から古いカセットテープを見つける。再生すると、聞こえてきたのは幼少期の自分の声。それは、犯人グループが身代金の受け渡しに使用したテープと全く同じ声だった。

予告編は、日本中を震撼させた劇場型犯罪に使用された子どもの声でスタート。やがて、自分の声が脅迫テープに使われていたと気付き戸惑う曽根と、事件を調べる阿久津が、運命に導かれるように出会う。「真実を明らかにすることに意義があります」と語りかける阿久津に、「どんな意義ですか? 面白おかしく記事にして、子どもの未来はどうなるんです!」と思いを爆発させる曽根。「罪の意識を抱くべきはあなたじゃない。本当の罪人を引きずり出します」という阿久津の言葉通り、事件の深淵に潜む真実に迫ろうとするふたりの決意が映し出され、小栗と星野の熱演が光る映像となった。
本作を何度も鑑賞し、主題歌「振り子」を創出したのは、ドラマ「中学聖日記」の「プロローグ」や、「テセウスの船」の「あなたがいることで」を手掛けたUru。「生きていると本当に様々な事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見出せずにいたり、素直に涙を流す事が出来ずにいる方がいるのならば、この曲が『今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る』という希望になってくれることを願います」と胸中を吐露した。
「罪の声」には、ほか市川実日子、梶芽衣子、阿部純子、宇崎竜童、松重豊、古舘寛治、篠原ゆき子、原菜乃華、火野正平、正司照枝らも出演。10月30日から全国で公開される。
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