セス・ローゲンら「ソーセージ・パーティー」の製作陣が、人気ポッドキャストをアニメ映画化
2020年5月16日 15:00
[映画.com ニュース]全米大ヒットアニメ「ソーセージ・パーティー」の仕掛け人セス・ローゲン&エバン・ゴールドバーグが、米ソニー・ピクチャーズ・アニメーションとの再タッグで人気ポッドキャスト番組「Bubble(原題)」をアニメ映画化することがわかった。米バラエティが独占で報じている。
「Bubble(原題)」は、モンスターの侵略を防ぐための巨大ドームで覆われた近未来都市を舞台に、モンスターハンティング用アプリを通じて出会った男女4人が織りなす人間模様を描くSFドラメディ。2018年に8エピソードにわたって配信され、熱烈なファンを獲得しただけでなく、批評家からも高く評価された。
映画化にあたっては、原作となるポッドキャストのクリエイター、ジョーダン・モリスが脚本を執筆。同紙が情報筋から入手した話によれば、本作も「ソーセージ・パーティー」の路線を踏襲したR指定の大人向けアニメになる模様だ。「ジュマンジ」シリーズや「ヴェノム」など、数多くのヒット作を手がけたマット・トルマックが、ローゲン&ゴールドバーグと共同でプロデュースにあたるほか、「ソーセージ・パーティー」のカイル・ハンターとアリエル・シェイファーが製作総指揮を務める。
ローゲンとゴールドバーグの製作会社ポイント・グレイ・ピクチャーズは、低予算ながら世界累計興行収入1億4000万ドルの大ヒットを記録した「ソーセージ・パーティー」を筆頭に、「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー」など、ヒットコメディを量産し続け、着実に成長を遂げてきた。
一方、いずれも世界的メガヒットとなった、ドウェイン・ジョンソン主演のアドベンチャーアクション「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」と続編「ジュマンジ ネクスト・レベル」のほか、「アメイジング・スパイダーマン」「ヴェノム」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」といったソニーの看板シリーズを成功に導いた立役者のひとりであるトルマックは、「ヴェノム」の続編「Venom: Let There Be Carnage(原題)」(21年6月25日全米公開予定)と、同じく「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ作品「モービウス」でも製作を務めている。
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