ダコタ&エル・ファニング姉妹共演の新作が1年公開延期
2020年5月4日 22:00
[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズが、女優のメラニー・ロランが監督、ダコタ・ファニングとエル・ファニング姉妹が主演する新作「The Nightingale(原題)」を、2021年12月22日に全米公開すると発表した。米Deadlineによれば、当初は今年末に公開の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により製作が中断したため、約1年間延期となった。
作家クリスティン・ハナの2015年のベストセラー小説「ナイチンゲール」を映画化する企画で、ファニング姉妹が主人公の姉妹を演じる。原作は、第2次世界大戦時のフランスを舞台に、強く生き抜こうとする姉妹を描く物語。若くして結婚した姉ヴィアンヌは出征した夫を待つ間にドイツ人将校との屈辱的な生活を強いられ、妹イザベルはナイチンゲールの暗号名で連合軍航空兵を国外逃亡させるレジスタンス活動を開始する。映画は「セイフ ヘイヴン」「シティ・オブ・エンジェル」のダナ・スティーブンスが脚本を執筆している。
ロランは、エルが主演した18年の映画「ガルヴェストン」を監督しており、本作が再タッグとなる。ダコタとエルは、01年の映画「I am Sam アイ・アム・サム」(ショーン・ペン主演)でふたり1役を演じ共演ている。