エル・ファニング主演の青春音楽映画、20年1月公開!「ラ・ラ・ランド」スタッフが再結集
2019年9月24日 12:00

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[映画.com ニュース] 女優のエル・ファニングが主演を務め、「ラ・ラ・ランド」のスタッフが再結集した青春音楽映画「ティーン・スピリット(原題)」が、「ティーンスピリット」の邦題で、2020年1月10日に公開されることがわかった。ファニングは劇中で力強い歌声を披露しており、ケイティ・ペリーやアリアナ・グランデらのヒットソングが物語を彩っている。
物語の舞台は、イギリスの田舎町・ワイト島。移民として母子家庭で育った内気な少女バイオレット・バレンスキは音楽を愛し、現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所にしていた。ある日、国際的に有名な人気オーディション番組「ティーンスピリット」の予選が行われることを知る。バイオレットは町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、自らの歌声ひとつでオーディションに挑んでいく。
主人公バイオレットを演じるのは、「ネオン・デーモン」「メアリーの総て」に出演し、「マレフィセント2」の公開が控える若手実力派のファニング。Instagramはフォロワー数314万人を誇り、ファッショニスタとしても若者から絶大な人気を集めている。脚本に惚れこみ出演を熱望した本作では、猛特訓を重ね、本格的な歌唱シーンに初挑戦した。渾身のパフォーマンスで挑むのは、ミレニアル世代のポップスター・シグリッドの楽曲「Don’t Kill My Vibe」。そのほかペリー、グランデ、カーリー・レイ・ジェプセン、エリー・ゴールディングという豪華アーティストの楽曲がちりばめられている。
メガホンをとったマックス・ミンゲラ監督は、「子どもの頃は俳優か歌手になりたかった」と語るファニングの歌唱力を、「劇中のパフォーマンスシーンは彼女の実際の歌声を収録しているのだけど、これがとてつもなく貴重な素材になった。映画を見るみんなはきっと彼女の歌声に驚愕すると思う」と期待をあおっている。
あわせてお披露目されたポスターには、髪を振り乱し熱唱するバイオレットの姿が切り取られ、魂のこもった歌声が聞こえてくるかのようなビジュアル。タイトルがネオンのように鮮やかに輝き、「この声で、未来を変える」というコピーは、バイオレットの成長と覚醒を予感させる。
「ティーンスピリット」には、レベッカ・ホールも出演。20年1月10日から東京の角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で公開される。