米ソニー、「スパイダーマン」シリーズ最新作など6作品の全米公開日をリスケ
2020年4月28日 14:00
[映画.com ニュース]新型コロナウィルスの影響でラインナップの調整を余儀なくされた米ソニー・ピクチャーズが、トム・ホランド版「スパイダーマン」シリーズ最新作を含む自社作品の新たな全米公開日を発表した。米バラエティが報じている。
「スパイダーマン」関連作品については、世界累計興行収入1億1300万ドルのメガヒットを記録した「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続くシリーズ第3弾「スパイダーマン3(仮題)」が、2021年7月16日から同11月5日に公開延期となったほか、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した大ヒット作「スパイダーマン スパイダーバース」の続編(タイトル未定)が、22年4月8日から同10月7日に半年間後ろ倒しとなった。
また、スパイダーマン/ピーター・パーカー役で一躍トップスターとなったホランドを主演に迎え、同名人気ゲームを実写映画化する「アンチャーテッド」は、逆に当初の21年10月8日から同7月16日へと繰り上げられている。
第2次世界大戦下のフランスで強く生き抜こうとする姉妹を描いたクリスティン・ハナのベストセラー小説を原作に、ダコタ・ファニングとエル・ファニングの姉妹が初共演を果たす話題の新作「ナイチンゲール(原題)」は、20年12月25日に全米公開の予定が、公開日未定に。また、人気コメディ俳優のケビン・ハートが、ポール・ワイツ監督(「ベル・カント とらわれのアリア」)のメガホンのもと、シリアスな演技で新境地に挑むヒューマンドラマ「Fatherhood(原題)」が、20年10月23日から21年4月2日に後ろ倒しとなった。ほか、ハートがウッディ・ハレルソンとダブル主演を務めるアクションコメディ「The Man From Toronto(原題)」も、20年11月20日から21年9月17日へと大幅に公開延期となっている。