ショートショートフィルムフェスティバル2020、秋以降に延期 過去の33作品を日替わりで無料配信
2020年4月28日 14:00

[映画.com ニュース] アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2020」が、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、当初の開催日程(6月4~14日)を変更し秋以降に延期されることがわかった。あわせて、ショートフィルム専門のオンラインシアター「ブリリアショートショートシアターオンライン(BSSTO)」(https://sst-online.jp/)では、4月29日~5月31日に日替わりでショートフィルム33作品が無料配信されることも発表された。
映画祭の代表である別所哲也は、「一日も早く事態が終息し、皆さんにお会いできるよう私達も知恵を絞り創意工夫して必ずや延期開催を具現化してまいります。どうぞご支援ご協力よろしくお願いします」と語った。フェスティバルアンバサダーのLiLiCoは、「今はSTAY HOME!」と呼びかけ、「出来ないこともあるけど、出来ることもいっぱいあります。ブリリアショートショートシアターオンラインでショートフィルムを楽しんだり、SSFF & ASIAで賞を取ったクリエーターたちのその後の作品を配信で楽しんだり」「不安はいっぱいありますが、心は豊かに保ちましょう。会える日までみんなの健康を祈っています!」とコメントを寄せた。

BSSTOでは、「おうちで楽しむ日替わりショートフィルム特集」と題し、過去21年間で映画祭に寄せられた作品の中から、映画祭スタッフ、別所、LiLiCoが33 作品をセレクト。ジェーン・バーキンが主演し、第89回アカデミー賞の短編実写映画賞にノミネートされた「彼女とTGV」をラインナップ。さらに、離婚した30歳の女性がアパートの小さな部屋で水泳教室を始めるさまを描くフレンチコメディ「ホーム・スイム・ホーム」、スーパーマーケットで“1分間買い物し放題”のチャンスを得た熟年夫婦の物語「夫婦とスーパー」などを視聴できる。
さらに、BSSTOで「親子で楽しむ! ショートフィルム鑑賞オンラインワークショップ」も開催。作品鑑賞後、サイト内に掲載されているワークシートをもとに、物語の背景への理解を深め、ケーキづくりやコマ撮りアニメ製作など体験コンテンツを楽しむことができる。子ども向け映画ワークショップを16年間実践してきた「こども映画教室」と、早稲田大学基幹理工学部表現工学科の土田・是枝研究室が共同で企画した。
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2020」の延期に伴い、ソニー株式会社がサポートするオフィシャルコンペティションや、同社とソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が共同で展開するイベントも秋以降に延期される。BSSTOでは、4月29日~5月31日に33作品を毎日1本、日替わりで無料配信。5月9日からは「親子で楽しむ! ショートフィルム鑑賞オンラインワークショップ」も開催される。配信作品やスケジュールなどの詳細は、公式サイトで確認できる。
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