マイケル・マン監督、アンセル・エルゴート主演ドラマ「トウキョウ・バイス」に菊地凛子
2020年3月10日 11:00
[映画.com ニュース] 「マイアミ・バイス」「コラテラル」「ヒート」のマイケル・マンが監督、「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートが主演する米HBO Maxの新ドラマ「トウキョウ・バイス(原題)」に、菊地凛子が出演することがわかった。3月5日から東京で撮影がスタートしている。
本作は、読売新聞の記者だったアメリカ人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタインによるノンフィクション本「トウキョウ・バイス:アメリカ人記者の警察回り体験記」を、10話構成でドラマ化する作品。全国紙初の外国人記者として関東の裏社会で起こる様々な真相を追い続けるうち、ある暴力団のスキャンダルを握るジェイク役を、ドラマ初主演となるエルゴートが演じる。また、警視庁組織犯罪対策部の刑事でジェイクを導き助言するカタギリ・ヒロト役を渡辺謙が演じる。
米ハリウッド・レポーターによれば、菊地はジェイクの上司役を演じるとのことで、エーデルスタインが12年働いた読売新聞時代の同僚や上司をもとにしたキャラクターだという。プロデューサーのジョン・レッシャーは菊地の英語力を不安視していたが、マン監督が出演を強く推したようだ。
脚本は、「オスロ」でトニー賞を受賞した劇作家J・T・ロジャースが執筆しており、原作にないオリジナルのストーリーも多く描かれる。ほかにオデッサ・ヤング(「アサシネーション・ネーション」)、エラ・ルンプフ(「RAW 少女のめざめ」)が高級クラブのホステス役で出演。マン、エルゴート、渡辺、ロジャース、デスティン・ダニエル・クレットンも制作総指揮を務める。