賞レースを賑わせるレニー・ゼルウィガーの熱演&魂の歌声が胸に迫る…「ジュディ」予告完成
2020年1月3日 19:00
[映画.com ニュース]レニー・ゼルウィガーが、「オズの魔法使」などで知られる伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドを演じた映画「ジュディ 虹の彼方に」の予告編がお披露目された。本作の演技でアカデミー賞の前哨戦とも言われる第77回ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされるなど、今後の賞レースでの活躍が期待されるゼルウィガーの熱演と魂の歌声が映し出されている。
19年12月25日に日本公開65周年を迎えた「オズの魔法使」で、17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、ハリウッド黄金期に君臨した女優ジュディ。圧倒的なステージパフォーマンスとカリスマ性で多くの人に愛される一方で、波乱に満ちた人生を送り、1969年に47歳という若さでこの世を去った。ルパート・グールド監督(「トゥルー・ストーリー」)がメガホンをとり、ジュディの波乱万丈な生き様と、急逝する半年前の冬に行われた英ロンドン公演の日々を鮮烈に描き出す。
予告編では、自身をスターの座に押し上げた「オズの魔法使」のセットの中で笑顔を見せるジュディを活写。そんな栄光の日々から30年後、借金を抱え住む家もなくなったジュディが、ロンドンでのショーに挑む姿が切り取られる。「無理なの」と弱音を吐きながらも、超一流のエンターテイナーとしてステージに立つ彼女の心の支えは、幼い息子と娘の存在だった。しかし、子どもから「ママとは暮らせない」と告げられ静かに涙を流し、連日満席の公演に疲労が募っていき、遂にステージの上で倒れてしまう。
愛する子どもたちとも離ればなれになり、全てを失いつつあるジュディだったが、「それでも信じたいの。スポットライトの中で愛されることを」と呟き、パフォーマンスに魂をこめる。もう一度輝くために、そして生きていくために情熱をかけて歌い上げる「オーバー・ザ・レインボー」が響き、最後のステージに胸が熱くなるエモーショナルな映像に仕上がった。
米タイム誌が「『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』に続く新たな伝記映画。傑作!」と絶賛した本作。「コールド マウンテン」や「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなどで知られるオスカー女優ゼルウィガーは、自ら大ファンと語るジュディ役に挑んだ。正式なリハーサルの1年前から、アメリカで歌のコーチとのトレーニングを開始。その後、音楽監督マット・ダンクリーと4カ月におよぶリハーサルを行い、ジュディの歌声や動きをマスターするなど徹底的な役づくりを行った。その結果、今年の米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞と英国インディペンデント映画賞の主演女優賞を獲得し、第26回全米映画俳優組合賞でも同賞にノミネートされるなど高い評価を獲得しており、年明けに発表されるゴールデン・グローブ賞での受賞にも期待がかかる。
「ジュディ 虹の彼方に」は、2020年3月6日から全国で公開。
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