ロサンゼルス映画批評家協会賞、作品賞は「パラサイト 半地下の家族」
2019年12月11日 11:00

[映画.com ニュース] ロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)が選考するLA映画批評家協会賞が12月8日(現地時間)に発表され、「パラサイト 半地下の家族」が作品賞、監督賞、助演男優賞に輝いた。
ポン・ジュノ監督作「パラサイト 半地下の家族」は、一家全員失業中で、“半地下”住宅で暮らす貧しいキム家の長男が、裕福な一家の娘の家庭教師になったことから展開する悲喜劇。カンヌ国際映画祭で韓国映画史上初となるパルムドールに輝き、韓国で観客動員1000万人突破、フランスでは160万人を超え、全米では今年公開された外国映画の興行収入第1位を記録している。
外国語映画賞は、ペドロ・アルモドバル監督「Pain and Glory」が受賞。アルモドバルの自伝的作品である同作は、心身ともに不調に陥った映画監督がエゴと孤独の狭間で揺れる心情を描く作品で、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したアントニオ・バンデラスが今回、主演男優賞を受賞した。また主演女優賞は、ドラッグ中毒の息子を抱える母親を演じた「Diane」のメアリー・ケイ・プレイスが受賞した。
LA映画批評家協会賞の主な受賞結果は以下の通り。
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