新田真剣佑「群青戦記」映画化に主演!三浦春馬×松山ケンイチ×山崎紘菜も参戦
2019年11月27日 05:00
[映画.com ニュース] 俳優の新田真剣佑が、シリーズ累計発行部数100万部を誇る人気漫画「群青戦記 グンジョーセンキ」を実写映画化する「ブレイブ 群青戦記」に主演することが明らかになった。本広克行監督がメガホンをとる今作には、三浦春馬、松山ケンイチ、山崎紘菜が出演することも発表された。
「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載されていた笠原真樹氏の「群青戦記 グンジョーセンキ」が原作。ある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、パニックに陥りながらも「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を駆使しながら生き延びることが出来るのか、現代に戻ることが出来るのかを描いている。
初の映画単独主演となる真剣佑は、絶望的な状況に戸惑いながらも持って生まれたスポーツの才能と歴史オタクとしての知識を武器にし、リーダーとして成長していく弓道部の西野蒼に息吹を注ぐ。脚本を初めて読んだ際には、「時代を超えて役を演じられることに魅力を感じ、胸が弾む思い」だったという。そして、「楽しみと同時にこんな大作の主演をやらせて頂く不安もありますが、みなさんに愛されるような作品にしたいと思っています。尊敬する先輩である三浦さん、松山さんと初めて共演させていただくことも、とても嬉しく身の引き締まる思いです」と語り、12月からの撮影を心待ちにしている様子だ。
一方、蒼の能力を見出す武将・松平元康(のちの徳川家康)を演じる三浦は「作品の持つ壮大なスケールのなか、他人を思いやり、奮闘することが、未来に繋がるというメッセージを届けられるよう少しでも尽力出来ればと思います」と意欲満々。また、松山は蒼たちの前に立ちはだかる織田信長に扮する。「現代の戦国時代が混じり合った作品ですので、時代ごとの雰囲気をひとつの画面で見られるのは面白いと思いました。それぞれの時代の出す空気に刺激をもらいながら撮影することになりそうですが、とても楽しみです」とコメントを寄せている。
今回の発表で紅一点の山崎は、2020年にハリウッド映画デビュー作となる「モンスターハンター」の公開を控えており、飛躍の年となりそうだ。蒼を支えるしっかり者の幼なじみ・瀬野遥という役どころを得たが、本広監督作への出演に喜びを隠せない様子。「監督に初めてお会いしたとき、とても柔らかく包み込んでくださるような方だと感じました。物語の舞台が戦国時代で、撮影も冬の寒い時期になるのできっと現場も激しいものになると思いますが、監督の掲げる強く温かい灯火に導かれながら、必死に食らいついて生き抜きたいと思います」と気合をみなぎらせている。
03年に「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」が日本映画(実写)興行収入記録歴代1位を獲得した本広監督は、その後も「幕が上がる」「亜人」など精力的に作品を発表し続けている。今作では「『グロさ』や『残酷さ』が感情移入の理由になる原作を、映像でどう描けば多くの人に見てもらえるのか。ただ高校生アスリートと戦国武将が戦う話ではなく、やらなきゃやられる、究極の環境の中だからこそ生まれる人間ドラマを描こうと思っています」と準備に余念がない。
「ブレイブ 群青戦記」は、21年に全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
犯罪が起きない町で、殺人事件が起きた――
【衝撃のAIサスペンス】映画ファンに熱烈にオススメ…睡眠時間を削ってでも、観てほしい
提供:hulu
映画料金が500円になる“裏ワザ”
【知らないと損】「映画は富裕層の娯楽」と思う、あなただけに教えます…期間限定の最強キャンペーン中!
提供:KDDI
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
【史上最高と激賞】人生ベストを更新し得る異次元の一作 “究極・極限・極上”の映画体験
提供:東和ピクチャーズ
予想以上に面白い!スルー厳禁!
【“新傑作”爆誕!】観た人みんな楽しめる…映画ファンへの、ちょっと早いプレゼント的な超良作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。