レニー・ゼルウィガー、伝説のミュージカル女優に! ジュディ・ガーランドの伝記映画、20年3月公開
2019年11月7日 07:00

[映画.com ニュース]レニー・ゼルウィガーが、ハリウッド黄金期を支えた伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドを演じた映画「ジュディ(原題)」が、「ジュディ 虹の彼方に」の邦題で、2020年3月6日に公開されることがわかった。「オズの魔法使」や、18年に「アリー スター誕生」としてリメイクされた「スタア誕生(1954)」などで知られるガーランドの圧倒的なステージパフォーマンスとカリスマ性を、過酷なトレーニングを重ねたゼルウィガーが演じ上げる。
「オズの魔法使」で17歳にして一躍スターダムを駆け上がり、ハリウッド黄金期を象徴する女優として輝きを放ったガーランド。華々しいキャリアの一方で、フランク・シナトラら数多くの著名人と浮き名を流し、またスタジオによる興奮剤などの薬物コントロールが原因で、不眠症など様々な疾患に悩まされた。薬物の過剰摂取により、1969年に47歳という若さで波乱に満ちた生涯を終えた。
ガーランドの知られざる実話に迫る本作では、急逝する半年前の冬に行われた英ロンドン公演の日々を鮮烈に描く。ガーランドを演じるのは、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズで女性からの絶大な支持を集め、「コールドマウンテン」で第76回アカデミー賞助演女優賞を獲得したゼルウィガー。自身がガーランドの大ファンだったこと、さらに69年当時のガーランドと実年齢が同じであることで、並々ならぬ思いで出演を決意した。「シカゴ」でも圧巻の歌声を披露したゼルウィガーだが、リハーサルの1年前からトレーニングを開始。自ら全曲を歌い上げているだけではなく、独特のなまりや声色、ステージ上での動きなどをマスターし、人々を魅了する奔放で愛すべきスターの姿を体現した。
ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたガーランドは、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーは途絶え、巡業ショーで生計を立てている。しかし住む家はなく、借金も膨らんでいくばかりで、どん底に立たされてしまう。幼い子どもたちとの幸せな生活のため、起死回生をかけロンドン公演に挑む――。希望と絶望、歓喜と痛み、全てを目の当たりにしてきたガーランドが、「オーバー・ザ・レインボー」で見せる魂の歌唱を、最後の7分で描き出す。
9月に行われた第44回トロント国際映画祭で上映され、同月27日からアメリカで限定公開されると、上映館数が一桁多い作品群と肩を並べ、全米興行収入ランキングでベスト10入りを果たした。メガホンをとるのは、「トゥルー・ストーリー」のルパート・グールド。ドラマ「チェルノブイリ」のジェシー・バックリー、「ラ・ラ・ランド」のフィン・ウィットロック、「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア役などで知られるマイケル・ガンボンらが共演した。
「ジュディ 虹の彼方に」は、20年3月6日から全国で公開。
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