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「ゴッドファーザー」「チャイナタウン」手掛けたプロデューサー、ロバート・エバンス氏死去

2019年11月7日 19:17

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数々の傑作を手掛けたプロデューサーが死去
数々の傑作を手掛けたプロデューサーが死去
Photo by Djamilla Rosa Cochran/WireImage

[映画.com ニュース]「ローズマリーの赤ちゃん」「ゴッドファーザー」「チャイナタウン」といった往年のハリウッド映画に関わった映画プロデューサーのロバート・エバンス氏が10月26日(現地時間)、死去した。享年89歳。

1930年生まれのエバンスは、その美貌を生かして俳優として「千の顔を持つ男」「陽はまた昇る」「荒野の悪魔」などに出演。その後、裏方に転向し、1967年に、パラマウントの制作部長に就任すると、「おかしな二人」「ローズマリーの赤ちゃん」「ミニミニ大作戦」「ある愛の詩」「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」「ゴッドファーザー」「カンバセーション 盗聴」「セルピコ」といった一連の傑作にゴーサインを出し、落ち目のパラマウントを大成功に導いた。

1974年からはプロデューサーとして独立し、「チャイナタウン」や「マラソンマン」などの傑作を手がけるものの、その後、「ポパイ」や「コットンクラブ」などが商業的に失敗。コカイン所持逮捕や7度にもおよぶ結婚など奔放な私生活でも知られている。最後のプロデュース作品は「10日間で男を上手にフル方法」。

なお、1994年に出版した自伝「くたばれ!ハリウッド」(原題:The Kid Stays in the Picture)」は、2002年に映画化されている。


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