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“伝説の記者”が戦場でも高級下着を身につける理由は? 「プライベート・ウォー」本編映像

2019年8月29日 11:00

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実在した戦場記者の半生を映画化
実在した戦場記者の半生を映画化
(C)2018 APW Film, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

[映画.com ニュース] 「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクが実在した戦場記者メリー・コルビンを演じた映画「プライベート・ウォー」の本編映像が公開された。戦場でも高級ブランドをまとい、高い下着を身に着け、しっかり化粧をしていたと言われるメリー。公開された映像では、その理由とメリーのユニークな一面を見ることができる。

レバノン内戦や湾岸戦争など世界中の戦地を取材したメリーの半生を、「カルテル・ランド」「ラッカは静かに虐殺されている」など骨太なドキュメンタリーを手がけてきたマシュー・ハイネマンの初劇映画監督作品として映画化。黒い眼帯姿が特徴的なメリーをパイクが演じるほか、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェイミー・ドーナン、「ボヘミアン・ラプソディ」のトム・ホランダー、「ラブリーボーン」のスタンリー・トゥッチらが、仕事やプライベートで彼女を支えた男たちを演じ、脇を固める。

公開されたのは、メリーと報道カメラマンのなかでも唯一気心が知れた仲だったと言われるポール(ドーナン)とのシーン。ポールに「そのすてきなブラは?」と聞かれたメリーは「これがブラ? “ラ・ぺルラ”高級ブランドよ。私が死体で掘り出されたとき感銘を与えたいから」と、戦場で高級下着を身に着ける理由を笑いながら言い放つ。

メリーを演じるにあたり、パイクは「彼女はかっこいい声をしていました。誰もがそう言っていました。彼女は子音にも母音にもパワーがあり、声には力強さがあります。彼女になることができてうれしかったです、私と違ってすべてをかっこよくしたから」と、話し方についてかなり研究したことを明かしている。

プライベート・ウォー」は9月13日から全国公開。

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