“超実写版”「ライオン・キング」ジョン・ファブロー監督、日本人声優に太鼓判
2019年7月22日 20:39

[映画.com ニュース] 実写とCGを融合させた“超実写版”「ライオン・キング」のジャパンプレミアが7月22日、都内で行われ、3年ぶりの来日を果たしたジョン・ファブロー監督、プレミアム吹き替え版で声優を務める賀来賢人(シンバ役)、江口洋介(スカー役)、門山葉子(ナラ役)が出席した。
ファブロー監督といえば、「アイアンマン」「ジャングル・ブック」として知られるほか、「アベンジャーズ エンドゲーム」では製作総指揮、「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(公開中)などにハッピー・ホーガン役で出演している人気者。ステージに登壇すると、ファンから大歓声を浴び「皆さんの温かな歓迎には、いつも感動する」と感謝を示した。
今回、VR技術を含めた最新テクノロジーで、名作アニメを復活させ「命が世代から世代に受け継がれるように、このすばらしい作品をアップデートし、新しい世代に受け継ぐ責任を感じた」と意義を強調。「世界がより“せまく”なっている時代だからこそ、あらゆる生命がいかにつながり合うべきかというメッセージは現代的であり、普遍的だ」とアピールした。
シンバ役の声優に抜てきされた賀来は「もう映画のスタートから、とんでもない映像美とスケールに圧倒されました。見たことないエンターテインメントになっている」と感嘆の声。シンバの幼なじみ・ナラを演じる門山も「目の前に美しい世界が広がっている。壮大、壮大という言葉がぴったり」と瞳を輝かせた。
一方、江口は「人間の家族愛や友情、それにいざこざといったものが、動物たちの世界に投影されているからこそ、メッセージが届くのがこの作品の強さ」と語った。すでにプレミアム吹き替え版の映像を見たというファブロー監督は「皆さんがキャラクターの精神を見事に表現してくれた」と太鼓判。ジャパンプレミアには、日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」を歌う、19歳の新人アーティスト・RIRIが駆けつけた。
アフリカの雄大な自然を舞台に、ライオンの王子シンバの冒険と成長を描いたディズニー・アニメーションの名作を、最先端のVR技術を駆使し新たに映画化。“偉大な王”ムファサを父にもつシンバは、王位を狙う叔父スカーの策略によって、王国を追放されてしまう。先週末に北米で封切られ、興収は1億8500万ドルを記録。ウォルト・ディズニー・スタジオが同社のアニメーションを実写化した「美女と野獣」の初週記録を塗り替え、北米ボックスオフィスの王座についた。
「ライオン・キング」は8月9日から全国公開。
(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
フォトギャラリー
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
「Travis Japan」松田元太&中村海人が香港ディズニーランド・ホテルに登場! 7人のアメリカ旅を追ったドキュメンタリーが26年配信
2025年11月13日 18:45
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」など超注目映画を“500円”で観よう!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ