ディカプリオ主演&スコセッシ監督「花殺し月の殺人」をパラマウントが獲得
2019年6月21日 11:00
[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズが、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の新作「Killers of the Flower Moon(原題)」の製作配給権を獲得したことが明らかになった。
本作は、2017年に刊行された作家デビッド・グランの同名犯罪ノンフィクション(邦訳「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」)を映画化するもの。1920年代の米オクラホマ州で、裕福な先住民オーセージ族とその関係者が次々と不審死した石油利権と人種差別が絡みあう残虐な実話で、のちにFBI長官となるJ・エドガー・フーバーから指示を受けたテキサス・レンジャー出身の特別捜査官トム・ホワイトをディカプリオが演じる。
米Deadlineによれば、脚本は「フォレスト・ガンプ 一期一会」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のエリック・ロスが執筆。原作出版前の16年に、500万ドルで映画化権を獲得したインペラティブ・エンタテインメントのダン・フリードキンとブラッドリー・トーマスが、エマ・ティリンガー・コスコフ、ディカプリオとともにプロデュースする。本作は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(13)に続いてスコセッシ監督とディカプリオがタッグを組む6本目の作品となる。