【国内映画ランキング】「アラジン」V2、「MIB」は2位発進、「ガルパン」ほかアニメ3本ランクイン
2019年6月17日 18:17
[映画.com ニュース] 6月15日~16日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。15日は関東から西の地域で荒天となり、16日は北陸と北日本で大雨や暴風に見舞われる天気となったが、前週大ヒットスタートを切ったディズニー「アラジン」が2週連続で首位を獲得。週末2日間で動員75万7217人、興収10億9899万4900円を記録した。字幕版と吹替版の両方を鑑賞するリピーターも多く、IMAX、4Dといった体験型バージョンも好評。前週末と大きく変わらない成績で、累計動員は249万9970人、興収は早くも35億8488万3500円に達している。
新作は4本がランクインし、「メン・イン・ブラック インターナショナル」は2位スタートとなった。作品は、地球に生息するエイリアンを監視する秘密組織「MIB」のエージェントたちの活躍を描く人気SFアクションシリーズの第4弾。14日から全国731スクリーンで公開され、土日2日間で動員18万8000人、興収2億7500万円を記録。これは2012年5月に公開され、最終興収31.3億円を記録したシリーズ第3弾「メン・イン・ブラック3」の興収比47.9%の成績となっている。まずは興収15億円が当面の目標となりそうな出足となった。
3位は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で、累計動員は151万人、興収は22億円を突破した。
ランクインした他の新作3本はアニメ。「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」が4位に初登場した。15年11月公開の「ガールズ&パンツァー 劇場版」が最終興収入24.5億円を記録するなど人気を集めるオリジナルビデオアニメの「最終章」の第2話。オープニング2日間で動員11万8000人、興収1億4500万円をあげ、これは「ガールズ&パンツァー 最終章 第1話」の興収比100.9%となっている。
「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム」は6位にランクイン。同作は女性向け恋愛アドベンチャーゲームが原作で、テレビアニメ化され人気を博したシリーズの初の劇場版となる。もう一本「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」は7位スタートとなった。こちらもテレビアニメ化された人気ライトノベルシリーズの初の劇場版だ。
なお、5位「コンフィデンスマンJP」は累計動員が191万人、興収は25億円、9位「キングダム」は動員411万人、興収54億円を突破している。