ハビエル・バルデム、リブート版「デューン 砂の惑星」に参加
2019年2月5日 11:00
[映画.com ニュース]「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督が手がけるリブート版「デューン 砂の惑星」で、スペインを代表する演技派俳優ハビエル・バルデムが出演交渉の最終段階に入ったことがわかった。米バラエティが報じている。
原作となるSF作家フランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」シリーズは、デューンと呼ばれる砂に覆われた惑星アラキスを舞台に、抗老化作用を持つ香料メランジを巡る戦いと権力闘争を描く壮大な叙事詩。1984年にはデビッド・リンチ監督が「砂の惑星」として映画化している。
リブート版では、リンチ版「砂の惑星」でカイル・マクラクランが演じた主人公ポール・アトレイデスをティモシー・シャラメ(「君の名前で僕を呼んで」)が、ポールの母レディ・ジェシカをレベッカ・ファーガソン(「ミッション:インポッシブル フォールアウト」)が演じるほか、デイブ・バウティスタ(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」)やステラン・スカルスガルド(「マンマ・ミーア!」)、シャーロット・ランプリング(「愛の嵐」)ら豪華キャストが集結。
さらに同紙によれば、売れっ子俳優のオスカー・アイザックとゼンデイヤも現在、出演交渉を進めているとのことだ。バルデムは、「砂漠の民」ことフレーメンのリーダーで、シャラメ扮する主人公を手助けするスティルガー役を演じるという。
製作を手がけるレジェンダリー・ピクチャーズは2部作として企画しており、“前編”となる本作の脚本は、ビルヌーブ監督がエリック・ロス(「フォレスト・ガンプ 一期一会」「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」)、ジョン・スペイツ(「プロメテウス」)と共同で執筆、メアリー・ペアレント&ケール・ボイターとともにプロデューサーも兼任する。また、原作者の長男で自身もSF作家であるブライアン・ハーバートと娘のキム・ハーバート、レジェンダリーのCEOトーマス・タルらが製作総指揮に名を連ねている。
リブート版「デューン 砂の惑星」はブダペストとヨルダンにて今春、撮影開始を予定している。