新鋭・井樫彩監督作「真っ赤な星」12月公開! 毎熊克哉が桜井ユキの恋人役に
2018年7月30日 07:00
[映画.com ニュース] 新鋭・井樫彩監督による初長編作品「真っ赤な星」が、12月から全国で公開されることが決定。あわせて「みつこと宇宙こぶ」で第11回田辺・弁慶映画祭女優賞を受賞した小松未来、「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」「娼年」の桜井ユキが写るメインカットが披露され、「純平、考え直せ」(9月22日公開)、「止められるか、俺たちを」(10月13日公開)などの待機作が控える毎熊克哉の出演も判明した。
卓越した演出&表現力が高く評価された前作「溶ける」が、70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門(学生部門)に正式出品されるなど、国内外で注目を集める井樫監督。「おとぎ話みたい」「溺れるナイフ」などで知られる山戸結希監督が企画・プロデュースを務め、「少女邂逅」の枝優花監督、「おんなのこきらい」の加藤綾佳監督らが集ったオムニバス映画「21世紀の女の子」にも参加している。
小松が14歳の少女・陽役、桜井が27歳の元看護師の女性・弥生役に挑戦。毎熊が弥生の恋人・賢吾役を演じ、小林竜樹、菊沢将憲、大原由暉、西山真来が出演するほか、モデルで女優の中田クルミも声で出演を果たしている。
片田舎の病院に入院した陽は、いつも優しく接してくれていた看護師・弥生に対し、特別な感情を抱き始めていた。だが、退院の日、弥生が突然看護師を辞めていたことを知らされる。それから1年後、男たちに身体を売ることで生計を立てている弥生と再会を果たした陽。満たされない現実を冷めた目で見つめ、互いに孤独を抱えていた2人は、弥生のアパートで心の空白を埋める生活を始めていく。
「真っ赤な星」には、湯舟すぴか、山谷武志、若林瑠海、大重わたる(夜ふかしの会)、久保山智夏、高田彩花、長野こうへい、PANTA(頭脳警察)も出演。12月からテアトル新宿ほか全国順次公開。