【全米映画ランキング】「オーシャンズ8」好スタート 批評家絶賛のホラーが4位デビュー
2018年6月12日 19:45

[映画.com ニュース] 6月第2週の全米ボックスオフィスは、3本の新作がランクインし、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら豪華共演の「オーシャンズ8」が約4150万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、ジョージ・クルーニー主演の「オーシャンズ11」シリーズのダニー・オーシャン(クルーニー)の妹デビー・オーシャン(ブロック)らが、ニューヨーク「メットガラ」が行われている最中に宝石強盗に挑む姿を描いた犯罪コメディ。レビューはまずまずで、OP興収もシリーズ前3作「11」(01年/約3810万ドル)、「12」(04年/約3915万ドル)、「13」(07年/約3613万ドル)のすべてを上回る好スタートとなった。共演にヘレナ・ボナム・カーター、リアーナ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、リチャード・アーミテージ、ダミアン・ルイス、そして「オーシャンズ11」シリーズにも出演していたエリオット・グールド。メガホンをとったのは「シービスケット」「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロス。
興収約1515万ドルで2位にランクダウンしたのは2週連続首位だった「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」。17日間の累計は約1億7600万ドルで、いまだ2億ドルに届かず。SWフランチャイズ(実写)では最低の成績になることは間違いなさそうだ。
3位はライアン・レイノルズ主演「デッドプール2」。興収は約1414万ドルで、今週中に累計3億ドルに到達も。
そして4位に入ったのは、今年のサンダンス映画祭で絶賛されたA24配給のR指定ホラー「Hereditary」。一家の長だった母親を亡くした娘が、一族に代々伝わる「恐ろしい秘密」を解き明かしていくストーリー。批評家からは非常に高い評価を受けていたが、OP興収は約1360万ドルにとどまった。出演はトニ・コレット、ガブリエル・バーン、アン・ダウド、そして子役のミリー・シャピロ。監督は本作が長編デビューとなるアリ・アスター。
その他、「アイアンマン3」の脚本や「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」の原案を手がけたドリュー・ピアースの長編監督デビュー作「Hotel Artemis」が8位に初登場。ジョディ・フォスター、チャーリー・デイ、デイブ・バウティスタ、ジェフ・ゴールドブラム、ソフィア・ブテラ、ザッカリー・クイント、スターリング・K・ブラウンら豪華キャスト共演の近未来犯罪アクションだったが、OP興収は約323万ドルと不発に終わった。プロデューサーはスパイ小説の大家ジョン・ル・カレの息子サイモン&スティーブン・コーンウェル兄弟。
今週末は、ディズニー/ピクサーの大ヒット作「Mr. インクレディブル」の続編「インクレディブル・ファミリー」、エド・ヘルムズ&ジェレミー・レナー共演のコメディ「Tag」などが公開となる。
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