有村架純主演「RAILWAYS」新作、青木崇高&筒井真理子&木下ほうか&板尾創路が出演!
2018年3月28日 12:00
[映画.com ニュース] 鉄道に関わる人々の人生をつづる「RAILWAYS」シリーズの新作で、有村架純が主演した映画「かぞくいろ」に、青木崇高、筒井真理子、木下ほうか、板尾創路が出演していることがわかった。
2010年5月に中井貴一主演の第1弾「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」、11年12月に三浦友和主演の第2弾「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」が公開された本シリーズ。第3弾となる今作は「再出発」をテーマにした家族の物語で、若くしてシングルマザーになった晶(有村)が、鹿児島で暮らす義父・節夫(國村隼)を訪ね、節夫と同じ肥薩おれんじ鉄道の運転士になる様子を描く。
NHK大河ドラマ「西郷どん」に出演した青木は、晶らを遺して急逝する修平役に。「撮影前に一緒に遊ぶことでこの家族の日常をたくさん感じることが出来ました。そんな素敵な時間は、きっとこの物語に豊かさと彩りを与えてくれると信じています」とコメントを寄せた。「淵に立つ」で数々の映画賞に輝いた筒井は、節夫の妹であり、陰ながら晶を見守る楠木幸江役に扮しており、「吉田(康弘)監督の演出がとても心地よいリズムで、まさに本作のように心が温まる現場でした。私も演じながら、晶の成長や、彼女の頑張った時間を感じて、じんわりとした気持ちになったのを覚えています」としみじみ振り返った。
さらにドラマ、映画、バラエティ番組問わず活躍する個性派俳優・木下は、節夫の定年を惜しみ、晶にも様々なアドバイスをするおれんじ鉄道職員・相羽雅樹役を演じる。「地方を舞台にした映画が面白い理由は二つある。そこにしかない風景を観ることと、土地のことばを聞くことだ。我々俳優はそのうちのことばを受持つが、今作は更に三つ目の楽しみとして、気動車が登場する。ご期待を!」と呼びかけた。「火花」では監督を務めた芸人・板尾は、晶の先輩運転士である水嶋徹役を担っており、「(ロケ地の)鹿児島は南国だと思っていたんですが、雪が降る中の撮影もあり、驚きながらも撮影に臨みました。短い期間でしたが、いい作品に出合うことができました。寒い中で撮った、あたたかい『かぞくいろ』を楽しみにして下さい」とアピールに努めている。
「かぞくいろ」は1月上旬から2月中旬に撮影され、現在はポストプロダクションの真っ最中。公開は2018年内を予定している。