巨大山火事に挑む男たちの実話「オンリー・ザ・ブレイブ」ショート予告&ポスター完成
2018年3月28日 10:00
[映画.com ニュース] 巨大な山火事に挑んだ男たちの実話を、ジョシュ・ブローリン&マイルズ・テラー共演、ジョセフ・コジンスキー監督で描いた「オンリー・ザ・ブレイブ」のショート予告とポスタービジュアルが完成した。
2013年にアメリカのアリゾナ州で実際に起きた巨大山火事を舞台に、仲間や家族はもちろん、名も知らぬ人々の命を守るため、炎の海に身を投げ出す消防隊員たちのプライドと絆を描いた同作。公開されたショート予告では、炎の動きを読みながら、自ら樹木を燃やして「味方の火」を作ることで「敵の火」を抑え込むという、特別な技術を持った消防部隊=ホットショットの「グラニット・マウンテン隊」のメンバーたちが、普段の陽気な姿から、炎を前にして勇敢なヒーローに変わる瞬間をとらえている。また同時に、命がけで消火活動にあたる男たちの帰りを待つ、家族の苦悩と葛藤も垣間見ることができる。
恋人の妊娠をきっかけに堕落した自分を変えようと消防隊に入った青年ブレンダンを「セッション」のテラー、消防隊の指揮官マーシュに「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「デッドプール2」のブローリンが扮し、ポスターには2人を中心に、巨大な炎背景に山火事に挑む男たちの姿が描かれている。
「オブリビオン」「トロン:レガシー」で知られ、「トップガン」続編も手がけるコジンスキー監督がメガホンをとり、リアルな炎の描写により消防士映画の名作「バックドラフト」にも匹敵する迫力と情熱を描き出した。ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリーらが共演。6月22日から全国公開。