「わろてんか」葵わかながイマドキ女子高生に!「青夏」映画化で佐野勇斗とダブル主演
2018年3月7日 07:00
[映画.com ニュース] 「別冊フレンド」(講談社刊)で連載された南波あつこ氏による人気コミックを映画化する「青夏 Ao-Natsu」のキャスト陣が、このほど発表された。NHK連続テレビ小説「わろてんか」の葵わかなと、映画「ちはやふる 結び」「羊と鋼の森」など話題作に出演する佐野勇斗がダブル主演し、2人の高校生による“夏限定の恋”をつむぐ。あわせて、制服姿のビジュアルが披露された。
夏休みの間、田舎で過ごすことになった都会育ちのイマドキ女子・理緒と、地元のクール系イケメン男子・吟蔵の恋模様を描く。葵は「わろてんか」後、初の主演を飾り、明治時代の女性企業家から一転、現代の女子高生・理緒役に。さらに2016年にTBSドラマ「砂の塔 知りすぎた隣人」で注目を集め、日本テレビ「トドメの接吻」でも存在感を示す佐野が吟蔵役を担っている。
2人の共演は、15年の新垣結衣主演映画「くちびるに歌を」以来、約3年ぶり。葵は「原作の吟蔵と佐野さんがそっくり! と思っているので、ご一緒するのが楽しみです。原作を読ませていただいて、みんなが一生懸命なお話だと感じました。周りの人からみたら小さな事でも、全力で悩んで全力で走っている、そんな理緒や吟蔵がもどかしいけどかわいらしいと思って頂けるように、演じていきたいです」とコメントを寄せる。佐野も「(葵とは)当時からすごく仲良くさせて頂いているので、とても心強いです。撮影は自然豊かなところで行われるということで、おいしい空気をたくさん吸って、吟蔵として青夏の世界に入り込めるように挑んでいきたいと思います」と意気込んでおり、2人の息のあったコンビネーションにも期待が高まる。
共演陣にも、若手注目株が結集。「一週間フレンズ。」の古畑星夏が理緒の恋のライバル・万里香役、「宇宙戦隊キュウレンジャー」の岐洲匠が理緒に恋する東京の男子高生・祐真役を務め、人気モデルの久間田琳加と秋田汐梨、実写「鋼の錬金術師」でアルの声優に抜てきされた水石亜飛夢、ダンス&ボーカルユニット「SUPER★DRAGON」の志村玲於が同級生役に扮している。
そしてメガホンをとるのは、「ReLIFE リライフ」「恋と嘘」「一礼して、キス」など青春映画で手腕を見せる古澤健監督。脚本は「くちびるに歌を」「青空エール」「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」などの持地佑季子が執筆する。4月初旬~5月初旬に撮影が行われる予定で、8月1日に全国公開される。