リュック・ベッソン、「ヴァレリアン」を徹底解説!舞台裏情報満載の特別映像公開
2018年2月23日 12:00
[映画.com ニュース]リュック・ベッソン監督の最新作「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」の特別映像が、公開された。
西暦2740年、宇宙の平和を守る連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)と相棒のローレリーヌ(カーラ・デルビーニュ)が、銀河の危機を救うために大冒険を繰り広げるさまを描く。「シン・シティ」のクライブ・オーウェン、「バトルシップ」のリアーナ、「マグニフィセント・セブン」のイーサン・ホーク、「トリプルX 再起動」のクリス・ウー、「アトミック・ブロンド」のジョン・グッドマン、「狼よさらば」のハービー・ハンコック、「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーら豪華キャストが顔をそろえた。
「スター・ウォーズ」にも影響を与えたといわれるフランスの伝説的コミックが原作だが、ベッソン監督は「衝撃的だったよ。1番の驚きはストーリーだった」と興奮気味に振り返る。「主人公たちは今風のごく普通のカップルだが、舞台は28世紀で何もかもが奇妙だ。さまざまなエイリアンたちと、無数の惑星が登場する」と語り、「ローレリーヌは僕の初恋の相手だ」と明かす。
ベッソン監督は続いて、「『フィフス・エレメント』のころ、原作者の(ジャン=クロード・)メジエールに、“『ヴァレリアン』の映画化を”と言われた。だが、当時の技術ではとても無理だった。『アバター』のときに、多くのことが可能になったんだ。撮影の3年前から原作者に協力してもらい、1年前にコンテを書き始めた。準備には本当に苦労した」と撮影のプロセスを明かす。映像では、デハーンがワイヤーでつられる撮影シーンや、デルビーニュのトレーニングシーン、絵コンテ、コンセプトアート、本編シーン、デハーンと現場を訪れたメジエールが談笑する様子などがぎっちりと詰め込まれ、ファン垂ぜんの内容といえる。
「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」は、3月30日から全国公開。