アトミック・ブロンド

劇場公開日:

アトミック・ブロンド

解説

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ワイルド・スピード ICE BREAK」など近年はアクション映画でも活躍の幅を広げているシャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じた主演作。アントニー・ジョンソンによる人気グラフィックノベルを映画化したアクションスリラーで、「ジョン・ウィック」シリーズのプロデューサーや「デッドプール」続編の監督も務めるデビッド・リーチがメガホンをとった。冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。共演に「X-MEN」「ウォンテッド」のジェームズ・マカボイ、「キングスマン」「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」のソフィア・ブテラ。

2017年製作/115分/R15+/アメリカ
原題:Atomic Blonde
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2017年10月20日

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映画レビュー

4.0満身創痍アプローチが大成功

2017年10月27日
PCから投稿

楽しい

興奮

セロン姐さんがタフな女スパイに扮して大活躍……というのは嘘ではないが、大活躍なんて言葉の響きとはだいぶ印象が違う。本作でアクションしまくっているのは本当だが、とにかく身体を痛めつけられ、傷だらけになり、青タンを作りまくり、それでもギリギリのところで戦うのが、本作でのセロン姐さんの覚悟なのだから。

傷だらけになって戦うアクションスターというのは過去にも大勢いて、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、メル・ギブソン辺りにはそういうイメージが強い。『用心棒』の三船敏郎だってその系譜に入れられる。

ただ役の上でも女優としてもこれほど身体を張ったアクションヒロインがいただろうか? セロンはもちろん絶世の美女の一人だが、闘いが続くに従って彼女の美貌はどうでもよくなってしまう。ただただヘトヘトになり、心だけは折れずに攻撃の精度を高めていくその姿に、われわれはボクシングの試合のようなエールを送ってしまうのだ。

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村山章

3.5またも限界越えに挑んだセロンに熱狂

2017年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

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牛津厚信

4.5アクションが思いのほかゴツい、重い!

2017年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

不惑過ぎのシャーリーズ・セロン、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でもアクションを見せていたが、女性版ボンドという売り文句を聞いて、カットを細かく割ってスピーディーに見せる華麗な格闘シーンを予想していた。ところがどっこい、本作のアクションはかなりの本格派だ。実際にコンタクトしているように見える迫真の殴り合い、敵役のスタントマンが階段を転げ落ちるショットなど、観ている側にまで痛みが伝染しそうなシークエンスに思わず声が出てしまう。

「キングスマン」のガゼル役が最高だったソフィア・ブテラは、味方として登場するが果たしてその正体は?というミステリアスな役どころなのだが、彼女は期待に反してアクションの見せ場が少なくて残念。その代わりなのか、別の意味で刺激的なシーンは用意されているが。

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高森 郁哉

2.0キネマ旬報ベストテン選考委員の選定に疑念を感じる鑑賞に…

2023年9月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

多少興味のあるベルリンの壁崩壊前後の
スパイ物として鑑賞したが、
シャーリーズ・セロンの、
シャーリーズ・セロンによる、
シャーリーズ・セロンのための映画、
と言うべき内容で、
彼女の性的魅力と
体を張ったアクション満載の作品。
それ以上でもそれ以下でも無かったような
印象だったし、
吹き替えでカットされている箇所も
多数感じるTV放映の鑑賞機会だったので、
ここでは作品についてではなく、
別の少し気になった点について。

この作品のキネマ旬報の評価では、
一人の選考委員の方が10点満点の92位で、
それが得点の全てだった。
また同じ同点92位には、
やはり一人の選考委員の
10点満点評価のみによる映画が
他に10作品もあることには大変驚いた。

私の観ようと思う映画作品の選定は、

・興味あるテーマの作品
・国際映画祭で高い評価を受けた作品
・キネマ旬報のベストテンに選定されている作品
・上記ベストテン以下でも満点を付けた選考委員がいる作品

の中からが多いのだが、
かつては、ベストテン以下でも
満点評価を受けた作品は、
必ず複数の他の委員の方々にも
得点評価を受けていた記憶だ。

素人評価で恐縮ですが、私の印象では、
キネマ旬報での上位作品と下位作品には
明らかに作品の質に差を感じます。
各人の作品の評価の基準には幅があり、
好き嫌いの幅にも相当のものがあることは
理解しているつもりですが、
ただ、100位に近い作品が、
たった一人の選考委員の満点評価のみで、
その他の選考委員の得点評価を
全く得られていない作品が
こんなにも多いことには
大いなる疑問を感じてしまいました。

私が不安に思うのは、果たして
その所属性から客観的な立場に在られない
選考委員の方がいるのではないだろうか。
また、よもや
その作品の宣伝広告塔的な方が
選考委員に選ばれているのでは、
ということに対してでした。

確かに昔に比べたら、
現在の選考委員数は随分と増えた。
このことにより多数の平均だから
客観的な評価が自然と生まれているはずと、
キネマ旬報側が
安易に判断していることはないのだろうか。

私が鑑賞するしないの判断に信頼を寄せる
キネマ旬報ベストテン選定に
少し疑念を感じてしまう今回の鑑賞と
なってしまった。

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