満身創痍アプローチが大成功
セロン姐さんがタフな女スパイに扮して大活躍……というのは嘘ではないが、大活躍なんて言葉の響きとはだいぶ印象が違う。本作でアクションしまくっているのは本当だが、とにかく身体を痛めつけられ、傷だらけになり、青タンを作りまくり、それでもギリギリのところで戦うのが、本作でのセロン姐さんの覚悟なのだから。
傷だらけになって戦うアクションスターというのは過去にも大勢いて、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、メル・ギブソン辺りにはそういうイメージが強い。『用心棒』の三船敏郎だってその系譜に入れられる。
ただ役の上でも女優としてもこれほど身体を張ったアクションヒロインがいただろうか? セロンはもちろん絶世の美女の一人だが、闘いが続くに従って彼女の美貌はどうでもよくなってしまう。ただただヘトヘトになり、心だけは折れずに攻撃の精度を高めていくその姿に、われわれはボクシングの試合のようなエールを送ってしまうのだ。
またも限界越えに挑んだセロンに熱狂 
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『マッドマックス』とはガラリと違う役ではあるものの、今回もまたシャーリーズ・セロンが破格のストイックさで身体表現の極みに挑戦。コート姿に髪をなびかせ、スタイリッシュな身のこなしで相手をバッタバッタとなぎ倒す様が無性にかっこいい上に、終盤のワンカットのアクションは近年公開された映画の中でも指折りのクオリティ。さすが『ジョン・ウィック』チームだけあって、アクション構成には抜かりがない。
それに比べてマカヴォイは見事な堕天使ぶりを発揮。スキンヘッドにギブスの腕で、破格のボルテージに沸くベルリンの壁崩壊の瞬間を余すところなく引っ掻き回してくれる。この役者の対比だけでも十分楽しい。
独特なのは80年代のカルチャーを音楽と色彩とで表現し尽くしているところ。単なる往年のスパイスリラーの二番煎じではなく、当時のリアルな空気を匂わせつつ、常識が何ら通用しない異空間を作り出しているところに妙味を覚えた。
アクションが思いのほかゴツい、重い!
不惑過ぎのシャーリーズ・セロン、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でもアクションを見せていたが、女性版ボンドという売り文句を聞いて、カットを細かく割ってスピーディーに見せる華麗な格闘シーンを予想していた。ところがどっこい、本作のアクションはかなりの本格派だ。実際にコンタクトしているように見える迫真の殴り合い、敵役のスタントマンが階段を転げ落ちるショットなど、観ている側にまで痛みが伝染しそうなシークエンスに思わず声が出てしまう。
「キングスマン」のガゼル役が最高だったソフィア・ブテラは、味方として登場するが果たしてその正体は?というミステリアスな役どころなのだが、彼女は期待に反してアクションの見せ場が少なくて残念。その代わりなのか、別の意味で刺激的なシーンは用意されているが。
音楽がいい
私の世代だと幼少期にニキータとかを金曜ロードショーとかで観まくってたので、久々に女スパイでテンポも良くて音楽もいい映画が観れて嬉しかった。
シャーリーズセロンさんは出てる作品全てに言えるんだけど、顔の骨格がアンジーさんととても似てるってことが気になりだすと中々話に集中出来ないのがたまにキズ。
とにかく色彩もとても良かった。
スカッと具合は10段階の7〜8程度ではあるものの見終わった後に爽やかな気持ちになれる。
シャーリーズ・セロンがただただかっこいい2時間
ベルリンの崩壊前後のアメリカとソ連のリストをめぐる争いってとこかな。話は難しいけどアクションシーンはなかなか見応えあった。
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特に長回しのアクションシーンはこれ絶対本気で殴ってない?って思うほど熾烈な戦い。疲れてシャーリーズ・セロンがふらついてドアに体当りしちゃう所とかリアル。
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ストーリーの方は、とりあえず3つのグループがリストを奪い合ってるぐらい分かってればまぁついていける。でもMI6だのKGBだの良く分からない組織の名前が出てきたり、.
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そもそもベルリンの崩壊ってなんで起きたのかも分かってないおバカちゃんなのでこの映画のことを半分も理解してないんだと思います(笑).
美しく強靭過ぎる女スパイ🕵️♀️ 
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このシャーリーズ・セロンは今まで観た中で一番セクシーでクール。
もう氷の微笑のシャロン・ストーンを塗り替える位の美人さんです。
でもそれ以上に強過ぎる!下手したらジャッキー・チェンすら勝てないと思う。
カメラワークも絶妙。良い作品でした。
期待して観たが外れだった
スパイものはあまり登場人物が多く複雑になるとストーリーが分かり難い。
アクションはまずまずだったが、ストーリーが実際は単純で複雑化しているだけの感じ。
期待外れだった。
シャーリーズ・セロンの美貌&熱演に釘付け 
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・まさかの三重スパイというラストにビックリした。
・ちょっとストーリーが分かりにくい所があった。途中 誰がどこの組織なのか分からなくなった。
・シャーリーズ・セロンの美貌&熱演に釘付け。あそこまで身体を張ってのアクションシーンは本当にスゴいと思った。
ハイヒールとウォッカ
予告編でさんざんクイーンの「キラー・クイーン」を聞かされていたのに、本編では全く聞くことができない。お詫びのように「アンダー・プレッシャー」が流れていただけである。
物語はMI6のロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)の上司であるエリック・グレイ(トビー・ジョーンズ)による尋問形式で進んでいき、極秘リスト奪還のために東西の壁崩壊直前のベルリンに飛んだ彼女の顛末を回想して交互に描くスパイ・アクション。
氷入りのバスタブに浸かって傷を癒し、ウォッカのロックを飲み干すロレーン。傷だらけの体に右目には大きなアザが出来ている。どこでこんなに激しいアクションを演じたのかという興味を持って、彼女のベルリンでの潜入活動に見入ってしまう。冒頭ではKGBの最低の殺し屋バクティンがガスコインを殺して腕時計を奪ったことから、極秘ファイルは時計の中に仕組まれているとわかるのですが、その内容が全世界のスパイのリストが載っているというシロモノ。別に流出したところで、スパイは皆偽名を持ってるんだから平気な気もするのだが・・・
MI6ベルリン支局のパーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)と組むように命じられたロレーンは早速合流し、東西ベルリンを行ったり来たりする。途中、フランスの女スパイ、デルフィーヌ(ソフィア・ブテラ)に翻弄されながら、自分の行動が筒抜けになっていることに気付き、敵か味方が分からなくなるという状況。リストを全て暗記しているというスパイグラス(エディ・マーサン)を保護しながら西へと向うのだった。
とにかくシャーリーズ・セロンの魅力満載映画であり、彼女に興味のない人にとっては苦痛でしかないかもしれない。接近戦、とくにハイヒールキックや裏拳を得意とするアクションが楽しめる上に、7分半もの長回しアクションは特に素晴らしい出来ばえで臨場感たっぷり。その7分の間にスパイグラスの出血量が増え、顔が青ざめるところまで変化し、ロレーンも細かい傷がどんどん増えていくおまけつき。
“サッチェル”という二重スパイがどうとかこうとか、もはや忘れ去るというか、どうでもよくなるくらいのアクション映画でした。ただ、アクション以外の部分では東西いったりきたりでだらだらしてるため退屈になるかもしれないし、ベルリンの壁崩壊という背景がそれほどの効果をもたらしてないのも事実。終わってみると、なぜリスト争奪戦を繰り広げていたのかもわからなくなった。
初見の感想
難しい…人の名前がわからない…誰がなんの人なのか…今誰となぜ戦っているのか…今彼女はどこにいるのか…わからない……助けて……能とか歌舞伎にあるあのイヤホンガイドみたいなやつがほしい…
という風に馬鹿には一回じゃ完全に理解しきれなかったです。でも好きです。シャーリーズセロン様がかっこよかったのであと3回見たいと思います。
取り急ぎお風呂に氷入れて入りたいと思います。
キャロルとデッドプールとおしゃ8好きな人はこれも好きだ!と言われたので観ました。ありがとうございます。百合でした。
まぁまぁかな
ストーリーにそれほど深みはない。
これ以上ない女スパイ
アクションもセクシーさを非常に醸し出していて、とても面白かった。
史上最高のスパイ映画
最初、ジェームズボンドの女版みたいだ、オシャレで、カメラも色彩も良いし、なかなかの掘り出し物だなんて余裕を持って観てたら、段々大変なことになってきた。
格闘や、撃ち合いが、過激で、ギリギリの闘いで、ボーンどころじゃない、本当に生きるか死ぬか紙一重とは文字どうりこのことかと思った。その辺のもの武器に使うのでも、テクニックとゆうよりも過酷な戦いで研ぎ澄まされた本能がほとばしるようなところが生々しい。
大どんでん返しも、驚いたどころでは無いわな。椅子から本当に転げ落ちた。
手に汗握りしめるて、本当にあるて初めて感じた。
恋愛もあるし、裏切りも、世相も、全てに貶すところなし。
くどいけど、最初から最後までこれほど引き込まれた作品は無いな。
とにかく、誰でも観てください。
暴力、スパイ、サスペンス、嫌いな人でも見てください。
これが、間違いなく、最高の映画ですから。
お酒とタバコとアクションと。 
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騙し騙され、スパイのおはなし。
舞台はベルリンの壁がまだある頃のドイツ。
アクションは後半が見もの。
リストを暗記したおじさんを助ける場面、
家の中での格闘、ガチで殴り殴られリアル。車で逃げるシーンは、カメラアングルが前から後ろからと躍動感あってカッコいい。本格的なアクション。型とかなく、やるかやられるかの、リアルにボコボコにしてる感じ。
シャーリーズセロンが綺麗でアクションもカッコいいけど、ストーリーがあんまり面白くない。誰が味方でこのひとは何の組織なのか、名前も沢山出てくるし、この人だれ?的なことが多い。
シャーリーズ・セロンがかっこいい!! なりふり構わず戦ってボロボロ...
シャーリーズ・セロンがかっこいい!!
なりふり構わず戦ってボロボロになるところが痛々しくてまたいい…
男との絡みがなく、百合があるとこもまたいい…
泥臭さのあるスパイ映画の傑作!
難しいけど、面白かった!!
終盤に差し掛かったあたり、シャーリーズセロンがスパイグラスを助けながら、追っ手を倒していくシーンが圧巻だった!!
生身の戦闘、傷付きながらも工夫しながら2人ずつ倒していく、それをカットを割らずに長回しでみせる!!どんだけスゴイんだよ!!
シャーリーズセロンとソフィアブテラのビアンシーンも見どころ(どちらもチラリと見える💕)。ってか、ソフィアブテラって、キングスマンの刺客やってた印象が強いから、2人が仲良くなった時には「最強タッグが見れるのか〜?」なんて期待してたんだけどね〜。2人の協力プレイはベッドの上だけでした(笑)
この映画を楽しむためには、いくつかの知識が必要だとはおもうけどね。冷戦、東西分裂時代のドイツ、ベルリンの壁の崩壊、各国のスパイ活動…
頭を働かせてスパイ同士の騙し合いを観る映画
映画の全体的な色合いも使われる音楽も シャーリーズ・セロンのアクションも何もかもがカッコイイ!話も難しく絡み合っていて なかなかの見応え。アクションも暗い時代背景に合わせて重く なかなか生々しく描かれてるなーといった印象。ハイテク機器に頼る現代のスパイものとは違ってアナログな感じが良かった。ストーリー的にはCIA、MI6、KGB、おまけにフランスの諜報員まで出て来て 何が何やら。まー オチとしてはありがちだけど わざと伏せんを引いてかなり複雑にしている。正直、1回じゃ見所が多過ぎてストーリーをうまく消化出来なくて2回見てようやく理解した。
あと スカルスガルド家の俳優が好きで ビル・スカルスガルドが出ていて おお!となった。ほんと父も兄もそうだけど独特な雰囲気 眼に力がある
シャーリーズ・セロン、カッコイイ
一言、カッコイイ!!
それに尽きる!
シャーリーズ・セロン、こういう役観ないけど合ってる!キレイだし…やっぱり好きだわ。
同姓と絡むのも絵になるし。ドキドキした!
続編出来たら絶対観る。
予想以上に見どころが
ストーリーは難解だが後半に分かってきてなんとか納得。期待してなかったアクションシーンが中盤から後半にかけては凄い。思わず身を乗り出しました。ワンカットで重厚なアクションをとり凄いです。
登場人物もこれ以上出てきたらほんとに分けわからん状態だけどぎりぎりセーフ。もう一回見返したらさらに理解深まるだろうか。
BGMや色を意識的に入れてるのは東ドイツの灰色の景色に浮かび上がるように演出してたのは印象的。
敵役としては主人公を振り回すが、その役柄も今までの印象を吹き飛ばす怪演です。