【全米映画ランキング】「メイズ・ランナー 最期の迷宮」がV C・ベール主演の西部劇が3位に
2018年1月30日 17:30
[映画.com ニュース]1月最終週の全米ボックスオフィスは、大ヒットアクション・アドベンチャー「メイズ・ランナー」の最新作「メイズ・ランナー 最期の迷宮」が約2400万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作はジェイムズ・ダシュナー原作の同名ヤングアダルト小説の映画化第3弾で完結編。巨大な迷路から脱出した若者たちが、仲間を救うために再び迷路に入り込む。OP興収は第1作「メイズ・ランナー」が約3250万ドル、第2作「砂漠の迷宮」が約3030万ドルで、今作がシリーズ最低となってしまった。出演はディラン・オブライエン、カヤ・スコデラーリオ、パトリシア・クラークソン、ウィル・ポールター、バリー・ペッパー。監督は前2作と同じウェス・ボール。
4週連続の首位を阻まれ、2位にランクダウンしたのは「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」。先週末は約1600万ドルを稼ぎ、累計は約3億3800万ドルに。北米以外でも好調で、全世界興収は8億2000万ドル超を記録、最終的に10億ドルの大台に届く可能性も。
拡大公開により23位から3位にランクインしてきたのは「ファーナス 訣別の朝」のクリスチャン・ベール&スコット・クーパー監督のコンビによる西部劇「Hostiles」。1892年、ネイティブアメリカン・シャイアン族の酋長をニューメキシコからモンタナにある居留地まで護衛する大統領令を受けた大尉らの旅路が描かれる。共演にロザムンド・パイク、ウェス・ステューディ、ピーター・ミュラン、ベン・フォースター、アダム・ビーチ、スティーブン・ラング。
前週2位デビューだったジェリー・ブラッカイマー製作&クリス・ヘムズワース主演の戦争アクション「12 Strong」は約870万ドルの興収で6位にダウン。同じく3位デビューだったジェラルド・バトラー主演の犯罪スリラー「Den of Thieves」は約860万ドルで7位に。
そして、本年度アカデミー賞最多13部門でノミネートされたギレルモ・デル・トロ監督のファンタジー「シェイプ・オブ・ウォーター」が8位に再びランクイン。現段階では作品賞の最有力で、クリーチャーの登場するファンタジー映画で作品賞受賞となれば「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」以来14年ぶり2度目となる。その他10位にはインドの歴史ドラマ「Padmaavat」が滑り込んだ。
今週末は、「デイブレイカー」のスピエリッグ兄弟による最新ホラー「ウィンチェスター(原題)」(ヘレン・ミレン&ジェイソン・クラーク主演)などが公開となる。
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