アジア版アカデミー賞で「三度目の殺人」が作品賞候補!「空海」最多6ノミネート
2018年1月12日 17:00

[映画.com ニュース] 第12回アジア・フィルム・アワードのノミネーションが1月11日に香港で発表され、是枝裕和監督の「三度目の殺人」が作品賞候補に選出された。
最多6ノミネートに輝いたのは、チェン・カイコー監督作で、染谷将太が主演を務めた中国・日本・香港合作の「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」。監督賞をはじめ、助演女優賞、撮影賞、衣装デザイン賞、美術賞、視覚効果賞で候補に挙がった。
日本作品では、作品賞候補の「三度目の殺人」のほか、監督賞に石井裕也(「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」)、新人監督賞に岸善幸(「あゝ、荒野」)がノミネート。「彼女がその名を知らない鳥たち」の蒼井優が主演女優賞、「無限の住人」の杉咲花と「三度目の殺人」の広瀬すずが助演女優賞の候補者に名を連ねた。
2007年に創設された、アジア全域版アカデミー賞にあたる同賞。今年は、新人監督賞とアクション作品賞が新設され、全17部門に拡大。アジア26の国と地域の作品が対象となり、10の国と地域の32作品がノミネートされた。
第12回アジア・フィルム・アワード主なノミネートは以下の通り。授賞式は3月17日にマカオのリゾート施設ザ・ベネチアン・マカオで開催される。
「天使は白をまとう」(中国)
「Newton(原題)」(インド)
「The Day After(原題)」(韓国)ホン・サンス
「三度目の殺人」(日本)
「Youth(英題)」(中国)フォン・シャオガン
チェン・カイコー「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」
シルビア・チャン「相愛相親」
アン・ホイ 「明月幾時有(英題:Our Time Will Come)」
ホン・サンス「The Day After(原題)」
石井裕也「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
フォン・シャオガン「Youth(英題)」
キム・ユンソク「1987: When the Day Comes(英題)」
スコラワット・カナロット「Malila: The Farewell Flower(英題)」
ラージクマール・ラーオ「Newton(原題)」
ルイス・クー「殺破狼・貧狼(英題:Paradox)」
ドアン・イーホン「迫り来る嵐」
蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」
シルビア・チャン「相愛相親」
マーシャ・ティモシー「殺人者マルリナ」
キム・ミニ「The Day After(原題)」
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