ディズニーのフォックス買収はブロードウェイにも影響?
2017年12月30日 22:30

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーによる21世紀フォックス買収が、ブロードウェイにも影響を及ぼすことになりそうだとハリウッド・レポーター紙が報じた。
米メディア大手ウォルト・ディズニーはこのほど、競合企業21世紀フォックスの映画やテレビ製作部門などの主要事業を、約524億ドルで買収することで合意したと発表した。これにより、映画界、テレビ界が激震に見舞われているが、変革の波は米ニューヨークの演劇界にも及ぶことになりそうだ。
ウォルト・ディズニー社傘下の演劇・ミュージカル制作会社ディズニー・シアトリカル・プロダクションズは、1994年の「美女と野獣」を皮切りに、「ライオン・キング」「アラジン」などのディズニー作品を原作とした大ヒットミュージカル劇を次々と手がけており、2018年には「アナと雪の女王」を開幕する予定だ。一方のフォックスは、「アナスタシア」「ビッグ」「ヤング・フランケンシュタイン」などの自社映画の舞台劇化にあたり、他社にライセンスを提供。最近になってようやく演劇・ミュージカル制作のためにフォックス・ステージ・プロダクションズを設立し、「プラダを着た悪魔」「ミセス・ダウト」「ワーキング・ガール」など自社映画の舞台化準備を進めてきた。
映画の舞台化で定評のあるディズニーがフォックスを買収したことで、フォックス作品の舞台化が加速する可能性がある。具体的には、「ホーム・アローン」「ナイト・ミュージアム」「アイス・エイジ」「ナルニア国物語」「アバター」「キングスマン」などが期待できそうだ。

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