ギレルモ・デル・トロ最新作「シェイプ・オブ・ウォーター」18年3月公開決定
2017年10月30日 11:00

[映画.com ニュース]2017年・第74回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞に輝いたギレルモ・デル・トロ監督作「The Shape of Water」が、「シェイプ・オブ・ウォーター」の邦題で2018年3月1日から全国公開されることが決定した。
名作ダークファンタジー「パンズ・ラビリンス」でアカデミー賞脚本賞・外国語映画賞にノミネートされたデル・トロ監督が製作・監督・脚本を兼ねたファンタジーロマンス。圧倒的なビジュアルセンスで美しくも奇妙なクリーチャーたちを生み出してきたメキシコの奇才が、種族を超えたラブストーリーをサスペンスフルでユーモラス、かつ官能的に描き出し、アカデミー賞に向けた賞レースをリードする作品として早くも期待を集める。
1962年、米ソ冷戦時代のアメリカ。政府の極秘研究所に清掃員として働く、孤独な女性イライザは、同僚のゼルダと一緒に極秘の実験を見てしまったことで生活が一変。アマゾンで神のように崇められていたという“彼”の魅惑的な姿に心を奪われ、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。しかし、ふたりの心が通い始めた頃、イライザは“彼”が間もなく実験の犠牲になると知る。
子どもの頃のトラウマで声が出せない主人公イライザを演じたサリー・ホーキンス(「ブルージャスミン」「パディントン」)はオスカー候補の呼び声高い。共演にも、イライザを温かく支える友人役のオクタビア・スペンサー(「ドリーム」)やリチャード・ジェンキンス(「扉をたたく人」)、イライザと“彼”を執拗かつ残忍に追い詰めるエリート軍人役のマイケル・シャノン(「ノクターナル・アニマルズ」)ら実力派俳優がそろった。
「シェイプ・オブ・ウォーター」は、現在開催中の第30回東京国際映画祭の特別招待作品として11月2日に日本初上映される。

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