【全米映画ランキング】「ヒットマンズ・ボディガード」がV ソダーバーグ監督復帰作は3位に
2017年8月22日 15:00
[映画.com ニュース]例年以上に低調な今夏の全米興行。2本の新作がランクインした先週末は、ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン主演のアクションコメディ「ヒットマンズ・ボディガード」が約2140万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
これまで数百人を暗殺してきたと言われる殺し屋のダリウス(ジャクソン)が、東欧の独裁者の国際裁判に証人として出廷することになり、凄腕ボディガードのマイケル(レイノルズ)が護衛を担当することに。犬猿の仲の2人は独裁者の刺客による追撃をかわしつつ、虚虚実実のかけひきを繰り広げながらイギリスから国際司法裁判所のあるオランダ・ハーグを目指すが……。出演はレイノルズとジャクソンのほかに、ゲイリー・オールドマン、サルマ・ハエック、リチャード・E・グラントといった芸達者を揃えたが、レビュー・興行ともに平凡なスタートとなった。監督は「エクスペンダブルズ3」のパトリック・ヒューズ。日本では今月25日からNetflixで配信予定。
2位は前週首位だったホラー「アナベル 死霊人形の誕生」。2週目も約1560万ドルを稼ぎ、累計は約6400万ドルとなったが、1億ドル超えは厳しいか。
OP興収約760万ドルで初登場3位に入ったのは、「サイド・エフェクト」以来4年ぶりの長編監督復帰作となったスティーブン・ソダーバーグの犯罪コメディ「ローガン・ラッキー」。不運が続き、2人揃って無職となったジミーとクライドのローガン兄弟が、全米最大のカーレースのひとつ「コカ・コーラ600」開催の裏で現金強奪を企てる。キャストはジミーにチャニング・テイタム、クライドにアダム・ドライバーのほか、先日「007」続投を明言したダニエル・クレイグに、ライリー・キーオ、セス・マクファーレン、ケイティ・ホームズ、キャサリン・ウォーターストン、セバスチャン・スタン、オスカー女優ヒラリー・スワンクなど豪華メンバーが集結。OP興収は芳しくなかったが、批評家からは高レビューが多く集まった。
その他、今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞したアクションスリラー「Wind River」が、圏外20位から10位にランクイン。女性FBI捜査官が合衆国魚類野生生物局のエージェントと協力して、米ワイオミングにある先住民居住区で起きた殺人事件を調査するという内容。主演はジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン。共演に「ダンス・ウィズ・ウルヴズ」「ダイ・ハード3」のグラハム・グリーンに、「ボーダーライン」「ザ・コンサルタント」のジョン・バーンサル。監督は「ボーダーライン」「最後の追跡」の脚本で注目を集めたテイラー・シェリダン。
今週末は、若き日のブルース・リーの戦いを描く伝記映画「Birth of the Dragon」に、仏加合作アニメ「フェリシーと夢のトウシューズ」などが公開となる。
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