トム、ジョニデ、バルデム参戦!クラシック・モンスター映画連続リメイク「ダーク・ユニバース」始動
2017年5月24日 20:30
[映画.com ニュース] ユニバーサル・ピクチャーズはこのほど、トム・クルーズ主演で、往年のホラー映画「ミイラ再生」をリブートする「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」を皮切りに、同社が手がけてきたクラシック・モンスター映画を連続リメイクする「ダーク・ユニバース」を発表。特別映像と、トム・クルーズ、ジョニー・デップ、ハビエル・バルデムといったリメイク版の出演者たちが一堂に会したスペシャルショットを公開した。
スペシャルショットに登場するのは、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」で主人公のニックを演じるクルーズとヘンリー・ジキル博士に扮するラッセル・クロウ、呪われた王女ミイラのアマネット役ソフィア・ブテラ、「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」でも共演するデップとバルデムの5人。デップは透明人間、バルデムはフランケンシュタイン(博士役か怪物役かは不明)を演じることがそれぞれ発表されている。
ダーク・ユニバース作品をつなぐのが、秘密組織“プロディジウム”であることも明かされた。ジキル博士を筆頭に、モンスターという形でこの世に存在する悪を追い、研究し、必要であれば破壊することがプロディジウムの目的であり、どんな政府機関にも属さず、何千年もの間明かされることのない手法で悪の存在から人々を守る役目を担っているという。
ダーク・ユニバースの中核を担うのは、「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」の監督兼プロデューサーを務めるアレックス・カーツマンと、「ワイルド・スピード」シリーズの製作総指揮と脚本を手がけるクリス・モーガン。加えて、「アウトロー」や「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」などクルーズとのタッグも多いクリストファー・マッカリー、「宇宙戦争」「ジュラシック・パーク」の脚本家デビッド・コープといったそうそうたるメンバーが参加することも明かされた。カーツマンとモーガンは「ユニバーサルから往年のモンスター・キャラクターを現代によみがえらせるという話を受けたとき、継承した遺産に敬意を払いながら、同時に近代的なアドベンチャー映画にしなくてはいけないという責任を感じた。僕たちがダーク・ユニバースの構想を練りだしてから、スタジオと仲間たちが難題を突き付けつつも支えてくれた。この先もファンを夢中にし続け、新しいシリーズの想像力をかきたててくれればいいなと思っている」と気合いのほどを語っている。
特別映像では、「魔人ドラキュラ」「ミイラ再生」「透明人間」「フランケンシュタインの花嫁」「狼男」といったユニバーサルのモンスター映画の歴史が、ティム・バートン監督作品や「メン・イン・ブラック」シリーズなどで知られるダニー・エルフマンが手がけたテーマ曲に乗せてつづられる。終盤には、ユニバーサルのロゴが黒に染め上げられ、次世代モンスター映画の始まりを告げる。
「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」に続くダーク・ユニバース作品は、「美女と野獣」を記録的ヒットに導いたビル・コンドン監督作「フランケンシュタインの花嫁(仮題)」(2019年2月14日全米公開予定)が予定されている。「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」の日本公開は7月28日。
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