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オスカー女優ブリー・ラーソン、「トッド・ソロンズの子犬物語」出演シーンを全カットされる

2016年12月6日 17:00

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マーベル映画にも主演する人気女優
マーベル映画にも主演する人気女優
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[映画.com ニュース] 「ハピネス(1998)」や「ストーリーテリング」で知られるトッド・ソロンズ監督が、最新作「トッド・ソロンズの子犬物語」で、オスカー女優ブリー・ラーソンの出演シーンを丸ごとカットしていたことが明らかになった。

ラーソンは、監禁された女性を演じた「ルーム」で第88回アカデミー賞主演女優賞を初ノミネートにして受賞し、以降も「キングコング 髑髏島の巨神」(2017年3月25日公開)、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー(原題)」(18年公開)、「キャプテン・マーベル」など大作に続けざまに出演する人気女優。「ルーム」での演技はもちろん、少年少女を対象とした短期保護施設を舞台にした「ショート・ターム」での存在感も各方面から絶賛された。本作の出演においても「敬愛するトッド・ソロンズ監督の作品に出演することが夢だった」と語っていたという。

トッド・ソロンズの子犬物語」は、1匹のダックスフンドがさまざまな飼い主のもとを渡り歩くなかで、それぞれの悩みや問題が浮き彫りになっていくさまを皮肉たっぷりに描いたブラックコメディ。ソロンズ監督は、ラーソンの出演シーンを全カットした理由を「ブリー・ラーソンが出演していたのは事実だよ。彼女との仕事は最高だった。でも、あのシーンは、結局いらないと判断した。余分だったんだ。同じことを、僕は、過去にもたくさんの俳優に対してやっている。『オスカー受賞者をカットするなんてお前だけだ』と言われるかもしれない。でも僕は、これまでにどの映画でも、最低でも1人の俳優をカットしてきた。ストーリーが“これは捨てろ”と言ってくるんだ」とキッパリ言い切った。

「僕が思い入れを持つのは、映画そのものだけ。そのためにどうするのがいいかを考えるのが、僕の責任だ。1人の俳優や、よいショットを撮ったと思っているカメラマンを喜ばせることじゃない。ストーリーのためにならないならば、捨てるべきだ」と作家魂を見せ付けている。

トッド・ソロンズの子犬物語」は、「L.A.コンフィデンシャル」や「ビッグ・フィッシュ」のダニー・デビート、「レクイエム・フォー・ドリーム」や「インターステラー」のエレン・バースティン、「ビフォア」シリーズのジュリー・デルピーらが出演する。17年1月14日から全国公開。

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