ハリウッド版「最強のふたり」にニール・バーガー監督
2016年9月8日 19:30
[映画.com ニュース] 大ヒット仏映画「最強のふたり」を、米ワインスタイン・カンパニーがブライアン・クランストン&ケビン・ハート主演でリメイクする新作について、ニール・バーガー(「リミットレス」「ダイバージェント」)が監督することが明らかになった。
エリック・トレダノとオリビエ・ナカシュが監督したオリジナル版「最強のふたり」は実話を基に、事故で首から下が麻ひした富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)と、介護役として雇われた黒人青年ドリス(オマール・シー)の交流を描いたヒューマンドラマ。フランスで2011年の年間興行収入1位を記録し、世界興行収入は約4億1600万ドルを突破した。
ワインスタインは12年頃から「最強のふたり」のリメイク企画を準備しており、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」で第88回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたクランストンと、「ライド・アロング 相棒見習い」「リベンジ・マッチ」の人気コメディ俳優ハートが主演に決定。監督には、ポール・フェイグ(「ゴーストバスターズ」)、サイモン・カーティス(「マリリン 7日間の恋」)の名が挙がっていたが、半年ほど前にバーガーにメガホンがオファーされていたという。
米Deadlineによれば、ジョン・ハートメアが執筆した脚本をもとに先ごろハーベイ・ワインスタインとバーガー監督、クランストン、ハートがミーティングを行い、最終確認をとったようだ(新婚のハートはハネムーン先から電話で参加)。ハリウッド・リメイク版はニューヨークが舞台となる見込みで、2017年1月15日よりクランクインする。