アントワン・フークア監督「スカーフェイス」をリメイクか
2016年8月14日 17:30

[映画.com ニュース] 黒澤明監督の傑作「七人の侍」と、同作を西部開拓時代のメキシコに置き換えたハリウッドリメイク作「荒野の七人」を原案にした新作映画「マグニフィセント・セブン」を手掛けたアントワン・フークア監督が、別の名作映画のリメイクを手掛ける可能性が出てきた。
Deadlineによれば現在、リメイク版「スカーフェイス」の準備を進める米ユニバーサル・ピクチャーズは、フークア監督と交渉を行っているという。「スカーフェイス」(1983)は、ハワード・ホークスの「暗黒街の顔役」(32)をブライアン・デ・パルマ監督がリメイクしたもので、アル・パチーノ演じるキューバ移民の青年が暗黒街でのしあがっていく姿を描いている。脚本をオリバー・ストーン監督が手掛けた同作は、過激な暴力描写とパチーノの鬼気迫る演技でも知られている。
ユニバーサルは同作のリメイクを数年前から準備しており、ポール・アナタシオ(「トータル・フィアーズ」)、デビッド・エアー(「スーサイド・スクワッド」)らが脚本を執筆。最新稿は、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のジョナサン・ハーマンが手掛けている。映画化実現を急ぐユニバーサルは、「トレーニング・デイ」や「イコライザー」などの犯罪映画を得意とするフークア監督に白羽の矢を立て、交渉を行っているという。
フークア監督の最新作「マグニフィセント・セブン」にはデンゼル・ワシントンやクリス・プラット、イーサン・ホークらが出演。9月8日に開幕するトロント国際映画祭のオープニング作品に選ばれている。
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