【国内映画ランキング】「シン・ゴジラ」V2、「仮面ライダーゴースト」4位、「ルドルフとイッパイアッテナ」5位、「秘密」6位発進
2016年8月8日 19:30
[映画.com ニュース] 8月6~7日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。「シン・ゴジラ」が2週連続で首位を獲得し、累計興収は21億円を突破した。作品への評価は賛否両論あるものの、新作や人気アニメの「ファインディング・ドリー」「ONE PIECE FILM GOLD」を抑えての連続トップは高い興行力を示している。鑑賞料金の高いIMAXや4Dでも上映されており、この好調をキープできれば最終興収は当初の予想(40億円前後)を大きく超えてくる可能性が出てきた。
新作では、2本立ての「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間(とき)」「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!」が、全国304スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員19万人、興収2億7566万円をあげ、4位スタートを切った。この成績は、昨年同時期に公開された「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」「手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!」の興収比129.2%となっており、夏の2本立てとして3年ぶりに興収10億円を超え、15億円も視野に入る出足となった。
フル3DCGアニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」は初登場5位にランクイン。全国346スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員17万人、興収2億1104万円をあげた。「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が、生田斗真主演で清水玲子の同名ミステリーコミックを映画化した「秘密 THE TOP SECRET」は6位スタート。2作品ともまずは興収15億円が当面の目標となりそうだ。
11日の祝日「山の日」と今週末には、お盆休みにあわせたディズニー「ジャングル・ブック」、全米で大ヒットした「ペット」、シリーズ最新作「X-MEN:アポカリプス」、アニメ「劇場版アイカツスターズ!」などが公開されるが、上位3作品の牙城を崩すことができるか注目される。
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