映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

ヘレン・ミレン「トランボ」辛口映画コラムニストの役作りを映像で明かす

2016年7月20日 19:30

リンクをコピーしました。
ブライアン・クランストンとの演技対決も見どころ
ブライアン・クランストンとの演技対決も見どころ
(C)2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

[映画.com ニュース] ハリウッドから弾圧を受けながらも本名を隠して「ローマの休日」(1953)の脚本や「黒い牡牛」(56)の原作を手がけ、オスカーを2度受賞した脚本家、故ダルトン・トランボさんを描く「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」で、主人公トランボ(ブライアン・クランストン)を追いつめる辛口映画コラムニスト、ヘッダ・ホッパーを演じたオスカー女優ヘレン・ミレンのインタビュー映像が、公開された。

舞台は、第2次世界大戦後、赤狩り(政府が共産党員および支持者を追放すること)が猛威をふるうアメリカ。労働問題に取り組む売れっ子脚本家トランボは議会での証言を拒んだことから投獄され、ハリウッドのキャリアを絶たれてしまう。トランボは逆境にめげず、偽名を使って次々と優れた脚本を世に送り出し、再起への道を踏み出していく。

ヘッダ・ホッパーは、女優としてキャリアをスタートさせるも役に恵まれず、映画コラムニストに転身したのちに頭角を現した実在の人物。本作のみならず、ジョエル&イーサン・コーエン監督作「ヘイル、シーザー!」(16)ではティルダ・スウィントン演じるゴシップ記者のモデルの1人にもなっている。

クィーン」(06)でエリザベス女王、「ヒッチコック」(12)でアルフレッド・ヒッチコックの妻アルマ・レビル、「黄金のアデーレ 名画の帰還」(15)で美術収集家マリア・アルトマンなど、多くの作品で実在の人物を演じてきたミレンは「最近はインターネットで映画を見られるからリサーチしやすい」としつつ「でもヘッダの映像はあまり見つからなかったの。彼女の主な活躍の場は、映画ではなく活字媒体だったもの」と苦労を語る。役作りにおいては「当時のアメリカやハリウッドの状況を知るために、現代史を勉強した。ヘッダの息子の本もいい資料になったし、ヘッダ自身にも著作があった。色々な資料をあわせて役の全体像をつかんだわ」と明かしている。

さらに、ホッパー自身の来歴について「(ホッパー同様、『ヘイル、シーザー!』の記者のモデルとなった)ルエラ・パーソンズの対抗馬が当初の立ち位置だった。ルエラは当時ハリウッドの女王的な存在で、映画会社は彼女を恐れていた。だから会社はヘッダを使い、彼女の力をそごうとした。でも結局は、女王が1人増えただけだったの」と当時の内情を絡めて解説している。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」は、ダイアン・レインエル・ファニングジョン・グッドマンら演技派キャストが脇を固める。7月22日から全国公開。


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」の注目特集 注目特集

映画「F1(R) エフワン」 NEW

【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上

提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画の注目特集 注目特集

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画 NEW

【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!

提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男の注目特集 注目特集

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男

【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。

提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作の注目特集 注目特集

186億円の自腹で製作した狂気の一作

【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…

提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?の注目特集 注目特集

なんだこの映画は!?

【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!

提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――の注目特集 注目特集

すさまじい映画だった――

【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。

提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!の注目特集 注目特集

“生涯ベスト”の絶賛!

「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】

提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!の特別企画 特別企画

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選! NEW

「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画.com注目特集 6月27日更新

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る