【全米映画ランキング】「バットマン vs スーパーマン」が歴代7位のオープニング興収でデビュー
2016年3月29日 17:00
[映画.com ニュース]イースター連休の週末を迎えた全米ボックスオフィスは、製作発表時から話題を集めていたアメコミ超大作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」が公開され、オープニング興収約1億6600万ドルを稼ぎ出す大ヒットスタートとなった。
DCコミックスの2大ヒーローの対決を描いた同作のこの成績は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015年/約2億4700万ドル)、「ジュラシック・ワールド」(15年/約2億880万ドル)、「アベンジャーズ」(12年/約2億740万ドル)、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(15年/約1億9100万ドル)、「アイアンマン3」(13年/約1億7400万ドル)、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(11年/約1億6900万ドル)に次ぐ、歴代7位のオープニング興収。
期待の高さゆえか、批評家からは厳しいレビューが多く寄せられるも、観客の間では賛否が半々。批評家の評価がもう少し高ければ、2億ドル超のデビューもあったかもしれない。監督は「マン・オブ・スティール」に引き続きザック・スナイダー。出演はバットマン/ブルース・ウェインにベン・アフレック、スーパーマン/クラーク・ケントにヘンリー・カビルの他、ジェシー・アイゼンバーグ、エイミー・アダムス、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンターに、ワンダーウーマン役のガル・ギャドット。
17年11月にはバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン以外のDCコミックスのヒーロー、アクアマン、ザ・フラッシュ、サイボーグもメインキャストとして登場する「ジャスティス・リーグ パート1(原題)」が公開予定。こちらもザック・スナイダーがメガホンをとる。
約2400万ドルの興収で2位となったのは、3週連続の首位から陥落したディズニーアニメ「ズートピア」。累計は約2億4000万ドルを超え、3億ドル超えも可能な位置につけている。
そして、約1700万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのが、ニア・バルダロス脚本・主演のファミリーコメディ「My Big Fat Greek Wedding 2」。バルダロスの一人舞台を映画化して02年にロングランヒットとなった「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」の14年ぶりの続編。前作で結ばれたギリシャ系女性トゥーラとアメリカ人教師イアンの一家の新たなる騒動が描かれる。共演はジョン・コーベット、マイケル・コンスタンティン、レイニー・カザン、ジア・カリデスら前作のキャストが続投。今作でも製作を担当したのはトム・ハンクス&リタ・ウィルソン夫妻。監督は「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」「恋愛だけじゃダメかしら?」「みんな元気(2009)」のカーク・ジョーンズ。
今週は、アフロ・アメリカン向けコメディ「Meet the Blacks」、宗教ドラマ「神は死んだのか」の続編「God's Not Dead 2」のほか、リチャード・リンクレーター監督作「エブリバディ・ウォンツ・サム(原題)」が限定公開される。
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
十一人の賊軍
【本音レビュー】嘘があふれる世界で、本作はただリアルを突きつける。偽物はいらない。本物を観ろ。
提供:東映
知らないと損!映画料金が500円になる“裏ワザ”
【仰天】「2000円は高い」という、あなただけに教えます…期間限定の最強キャンペーンに急いで!
提供:KDDI
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
【人生最高の映画は?】彼らは即答する、「グラディエーター」だと…最新作に「今年ベスト」究極の絶賛
提供:東和ピクチャーズ
ヴェノム ザ・ラストダンス
【エグいくらい泣いた】「ハリポタ死の秘宝」「アベンジャーズ エンドゲーム」ばりの“最高の最終章”
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
予告編だけでめちゃくちゃ面白そう
見たことも聞いたこともない物語! 私たちの「コレ観たかった」全部入り“新傑作”誕生か!?
提供:ワーナー・ブラザース映画
八犬伝
【90%の観客が「想像超えた面白さ」と回答】「ゴジラ-1.0」監督も心酔した“前代未聞”の渾身作
提供:キノフィルムズ
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。